ぼくはピアニストの先生に習っています
担当講師:田中 節夫
「ぼくはピアニストの先生に習っている」が年長の夏から教わっている、息子のピアノレッスンにまつわる言葉のひとつです、素直に発したひと言なのですが教えて頂いている喜びやレッスンを楽しみにしている思い、ひょっとすると自慢も含まれているのだろうと思います。
実はと申しますか、ごく当たり前のことなのですが、スーパーでは値引きの札のついているものを選んで買い求めるようなライフスタイルの私どもにとりまして、高い技術と素晴らしい経歴をお持ちの先生に教えて頂くのは恐れ多いことでした(今でもそう思っていますが)。
しかし、ぎこちない手の動きの続く息子であっても優しく穏やかに接していただきながら、基礎的なテクニックだけでなく、ピアノの奏でる音の響きの大切さを根気よく導いてくださる先生にお会いできたことに感謝しており、本当に田中先生で良かったと感じています。
2歳下の子は髭をたくわえていらっしゃる先生を拝見して最初は「この人どんな人?」というような顔をしておりましたが、今では笑顔で同席させて頂いています、いずれお教え願えればと考えています。
今後、息子、娘たちがどのようなピアノの途、音楽の道を歩むかわわかりませんが、豊かな音楽経験からくる溢れ出る芸術性、人間性にレッスンの短い時間の中で僅かでも触れさせて頂きながら、永くピアノを楽しむ礎ができれば幸いです。
岡山市南区 植田 小1 男子(父より)