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中古ピアノのメリット・デメリット

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メリットは安いこと、デメリットはリスクが大きいこと。

中古ピアノは手間のかけ方で性能も価格も大きく異なります。

日本のピアノ販売の現状

現在デジタルピアノに取って変わられてピアノの国内販売は毎年減少を続け、今ではピーク時の一割以下になっており、さらに大量の中古ピアノが中国に輸出され続けた結果、もう国内には安価で程度の良い中古ピアノは少なくなってきています。

中古ピアノが抱えるリスクとは?

中古ピアノも何度も再販されたピアノが多く、消耗部品の寿命が心配なピアノが多いのが実情です。
※ピアノの消耗部品はハンマーやフェルト類、弦です。

隣同士の鍵盤の深さを統一しないと音量や弾き心地も揃いません。

連打する上でかかせないフレンジコード(白いヒモ)も新品に交換。

手作業になります。


しかも安価な値付けのために、内部のメカニズムの調整が省かれている中古ピアノが大半なので、表現力が劣りタッチが重くて弾き難く、特に筋肉がまだ未発達なお子様が弾くには不適当と云えます。

ピアノの調律とメンテナンス

目に見えないリスクも

新品から30~40年も経過すると弦を巻きつけているピンが緩んできて、俗にいうピンズルになり調律不能なピアノになってきます。

そうなるとピンを一回り大きいものに交換する必要があり、その際、弦も新しいものに交換しますが、作業効率が悪いので25万円以上の費用がかかります。さらにハンマー交換や傷んだフェルト交換まで入れるとアップライトでも50~60万円以上の修理費が必要になります。

チューニングピンと弦を新品に交換

ハンマーを新品に交換

ハンマーの新旧比較

デメリットは調整が省かれていること

中古ピアノは新品と違い今迄の癖を全部修正(リセット)してから、一からメカニズムの調整をする必要があるのですが、仮に消耗品がしっかりしたピアノであっても調整の手間(コスト)が新品に比べて倍以上かかります。

ですから性能(タッチや音色)のことを大切に考えた場合は、たとえば40~50万円クラスの中古のアップライトでも本来の快適なタッチ音色を取り戻すには相当な手間(20万円以上)をかける必要があります。

今迄の癖が残り調整が省かれた中古ピアノは、タッチも重く鍵盤のレスポンスも悪いので、まだ指の筋肉が未発達のお子様が弾くには特に不向きです。

詳しくは下記のリンク先をご覧ください

思い出のピアノや輸入ピアノは本格的なオーバーホールもお薦めです。

本格的なリニューアル(外装の再塗装を含めて消耗部品を新品に交換)をしてから丁寧に調整を施すと、古いピアノは新品以上の魅力的な響きや音色になります。

全て手作業になるので工賃もかかり、部品代も含めると中古ピアノの販売価格も高くなりますが、楽器としての性能も良く、新品にはない味わい深い魅力を持ったピアノになります。

ちなみに現在のリニューアル費用の相場は、家庭用のスタインウェイのグランドで200万円前後、ヤマハのグランドで120万円前後がリニューアル費用の相場になってきています。

お子様にはどんなピアノを選んだらよいか?間違いだらけのピアノ選び

中古ピアノ vs 新品ピアノ

ところで中古品ピアノは過去の販売実績から外装もシンプルな黒色が多いのですが、新品ならば好みの木目やデザインを自由に選べるメリットがあり、何よりも消耗部品が新しいので安心して個々のピアノが持つ本来の音色や鳴りを楽しめるのも魅力です。

ただ最近はヤマハ、カワイも、大市場の中国に日本からピアノを輸出すると中国の35%という高関税を避けるために、一部の高級品を除けば大半を中国で生産、日本へは部材として逆輸入して最終組み立てを日本で行うことでかろうじて日本製として国内販売されています。

中古ピアノのもう一つの選択肢

老舗のヨーロッパメーカーもヤマハ、カワイと同様に中国で委託生産するようなり、これらは中国製の表記にはなりますが、従来の本国での生産に比べ三分の一位の価格になりますので、長い伝統を持ったヨーロッパの老舗ブランドが、国産ピアノより安価な価格で購入できるようになりました。

生産国表示は中国ですが、これを日本で丁寧に調整(整調・調律・整音)すればという条件付きですが、本場ヨーロッパの木目の魅力的なデザインや、箱全体で鳴る老舗のヨーロッパブランドならでは音色や響きを楽しめます。

コンパクトグランドピアノなら黒で130万円、素敵なデザインの木目でも150万円から購入できるので、下手な国産の中古グランドよりよほど魅力的です。

一度、弊社で良く調整されたこれらヨーロッパブランドをご試弾いただくと、これまでの概念が大きく変わるはずです。

中国で委託生産される老舗のヨーロッパブランド

中古ピアノの魅力は?

古いピアノは新しいピアノに比べて性能的に劣るというイメージがありますが、それは内部の消耗部品が劣化して、しかも新品の何倍もの手間がかかる内部の調整が省かれている中古ピアノが大半なので、価格は安くても性能が劣ると評価されるわけです。

しかし楽器としてみれば基本的には古いピアノの方が優れています。木材は年数を経ると硬く強固になりますので、古い弦楽器と同様に、木材を主体としたピアノも古い方が楽器として魅力的になります。
但し構造がシンプルな弦楽器と違い、ピアノは消耗品(弦、ハンマー、フェルト類)が多いので、中古ピアノもまだ消耗部品がしっかりしているピアノを厳選するか、あるいは消耗部品を新品に交換して丁寧に調整(整調・整音)すれば新品のピアノより楽器としての性能(音色や響き)は良くなり、味のある魅力的なピアノになります。

ベアリングのピンもピカピカにします。

鍵盤下のピン(バランスキーピン・フロントキーピン)磨きです。

弦が巻きついているチューニングピン、約230本ありますが、指で1本ずつ磨きます。

浜松ピアノ店が販売する中古ピアノは?

音色も1音1音チェックします。

弊社もたくさんの中古ピアノの引取りがありますので、少数ですがまだ消耗部品がしっかりして勿体ないような中古ピアノも存在します。厳選した中古ピアノを一度リセットしてから丁寧に整調してから調律・整音をしたのが浜松ピアノ店の中古ピアノです。

弊社の中古ピアノが商品になるまでVol.1~Vol.5の作業風景をご覧頂くと1台の中古ピアノ(ヤマハYUX)を弊社の商品に仕上げるまでにいかに丁寧に仕上げているかご理解いただけます。

弊社が丁寧に仕上げた中古ピアノをご試弾頂くと、その気持ち良さに驚かれると思います。

旧式アクションと現代アクションの移行時期に注意

連打が容易な現在のダブルスプリングのアクション

グランドのアクションは、1960年代後半から1970年代に今のように連打が容易にできるアクションになりました(メーカーにより移行時期にずれがあります)。旧式のアクションはシュワンダーアクションと呼ばれるものでスプリングが一つで連打が難しかったのですが、今はダブルスプリングで連打が容易になっていますので、この時期の中古グランドの購入をお考えの方はチェックが必要です。

詳しくは、旧式アクション(シュワンダー)と現代アクションの違いについて

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