[ ]良き時代のヤマハを魅力的なピアノに再生しています!
古き良き時代の1960年代のヤマハピアノ、この頃は高品質な日本のピアノを世界にという意気込みで、気合を入れて製作されていました。
この時代のピアノは黒の塗装を剥ぐと下から綺麗な木目が出てきますので、ライトウォルナットの艶消しの木目に仕上げ脚も猫脚に変えました。
※この時代より新しいヤマハは外装にも一部プラスティックが使われているので同様のことが出来ません、古いスタインウェイの多くが黒から木目に再仕上されているのが多いのも、下地に良い木を使っているからです。
復元中の1967年製のヤマハ(旧、日本楽器)U1 ご試弾の予約受付中です!
外装もここまで仕上げたので、内部の消耗部品もハンマーはドイツのアベルの高級ハンマーに、弦もドイツのレスロー弦、低音の巻き線はドイツのデーゲンという一流品に交換します。
既にハンマー交換は済んだので、後は弦を張り変えて完了です。
平凡なヤマハの1967製の古いピアノ(価格は70万円を予定)をここまで仕上げることは非常に稀ですが、古いピアノは消耗部品を交換すると以前にも増して性能的にも魅力的になるということを身近なヤマハで実証するために今回は敢えてやっています。
内部磨きが終わったら弦を張ります
ピアノの主材料の木は、経年劣化する鉄やプラスティックと違い、年数経過するほど堅く強固になるので楽器としては基本的に優れたものになるので仕上がりが今から楽しみです。
300年前の古いストラディバリウス(弦楽器)が高く評価されるのもそのような理由からですが、ピアノの場合は構造が複雑で消耗部品の交換に手間(コスト)がかかり、さらに仕上げの調整にも手間がかかるで、内部に手を入れないまま再販されることが多いので、安価で性能が劣る中古ピアノばかりになります。
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