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ピアノ日誌 / 植田 信五

今は多くのピアノが中国で委託生産されています

ヨーロッパは人件費も物価も高騰しているので純ヨーロッパ製ピアノのスタインウェイ、ファツィオリ、ペトロフ等は相当高額になっていますので、今は日本やヨーロッパのピアノメーカーは主に中国での生産になっています。

中国でピアノを作るのは極端な元だから

中国の人件費が安いのは勿論ですが最大の原因は極端な元安だからです、経済学者の解析によると元の為替の理論数値は1元が100円位だそうですが、中国は実質、固定相場で1元が20円なので中国製は安いはずです。

老舗のヨーロッパブランドが格安で購入できます


例えばご予算100万円位のアップライトをお考えならヤマハ、カワイにこだわらず、あえて同予算で購入できるヨーロッパの老舗ブランド(メーカー)が中国で委託生産しているピアノも検討されてはいかがでしょうか。ヨーロッパの老舗ブランドが、本来のヨーロッパ工場で作られるものに比べて四分の一以下のお値段になるので、高価になったグランドピアノでも200万円位のご予算で魅力的なピアノが購入できるのが大きな魅力です、今のヤマハ、カワイも実質、中国で作られており、最終仕上げを日本で行うので辛うじて日本製の表記になっています。

老舗のヨーロッパ・ブランド特有のデザインや音色、響きを持ち、小型でも箱全体で鳴る豊かな響きが味わえますし、老舗ブランドならではのブランド価値もあります。

中国の生産設備も最新です

斜陽産業で長く設備投資をしない日本やヨーロッパの古いピアノ工場にで比べ、中国のピアノ工場は生産設備も最新なので、今ではかつての日本製以上の品質を持ったピアノに仕上がっています。

但し、中国には今では大小30以上のピアノメーカーがあり、一流から五流くらいあるそうなので、高品質なのは上位メーカーだけの話かもしれません、ちなみに№1はパールリバー(国策会社)№2が杭州ヤマハ(民営)№3がハイルーン(民営)、この№3のハールーンでヨーロッパメーカーが委託生産しています。

ただ中国ではピアノ生産の歴史が短い分、まだまだ優秀な技術者が不足しているようですので、日本に輸入してから優秀な日本人技術者の手で丁寧に整調・整音するという条件を満たせば、価格以上の性能と魅力を持つピアノになると思います。

超元安で中国製ピアノがお買い得です









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資料をご覧になった方の感想

弦楽器や他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノという楽器に対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。

浜松ピアノ店代表 植田信五 筆者プロフィール


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


お子様にはどんなピアノを与えたら良いのか?

日頃のご相談から思うことですが、我が子にはどんなピアノを選んだら良いのか?とお悩みの方が多いように感じます。

指の力が弱いお子様こそ、丁寧に調整されたピアノが必須です! 

お子様にはご予算次第で、中古、新品、安価、高級、どんなピアノを選んでも良いのですが、その際、最も大切なことは良く調整されたピアノということが絶対条件です

ピアノは鍵盤を通じてリモートコントロールで打弦する仕組みで、木とフェルトが複雑にリンクした独特のメカニズムを持ちますが、このメカニズムを構成する木とフェルトで構成される自然素材特有の伸縮や歪みを調律師の手でひとつ一つ修正してから擦り合せ調整をしてやらないと、鍵盤が重くて弾き難く、演奏者の意図したような演奏はできません。

ピアノは大人用、子供用がないので調整不足で鍵盤が重く表現力の劣るピアノでは、特に筋肉が十分に発達していないお子様が演奏するには全く不適当なピアノということになります。良く調整されたピアノが絶対条件になりますが、この重要なことがほとんどの方に理解されていないようです。

ちなみに鍵盤は(ダウンウエイト)50gで下がり20g位で上がるのが大体の標準ですが、ダウンウェイトが60gを超えるとお子様には無理が生じます、さらに問題なのは日頃から調整をする習慣がない調律師が大半なので、実際問題としてかなり難しいということです






木とフェルトを使った複雑なメカニズムを持つピアノのアクション



現力豊かなピアノで練習するとピアノが上手くなるというお話

中古グランドを購入された方からの悩みのご相談例


ピアノの調律とメンテナンス

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資料をご覧になった方の感想

構造がシンプルな弦楽器等と違い複雑なメカニズムを持つピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、その特殊性をご理解頂くとピアノに対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
  
浜松ピアノ店代表 植田 信五  筆者プロフィール                                    


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


メンテナンスはメーカー系列の調律師に依頼すべきか?

ピアノのメカニズムはどれも同じです

ピアノの基本的なメカニズムは、スタインウェイやヨーロッパ製ピアノ、あるいはヤマハ、カワイ、中国製ピアノ、コンサートホールのピアノも皆同じですので、いかなるメーカーのピアノも作業内容は同じです。

ですからメンテナンスの手法は、いかなるメーカーのピアノであれ基本的な作業(整調、調律、整音)は同じ作業内容になりますので、技術的には当たり前のこのことが当たり前のように、順番通り手を抜くことなくできる調律師が大切です。

ただし、技術レベルもさることながらメンテナンスやピアノに対する意識レベルの高い調律師でないと満足度が低くなると思います。



私はよく家の掃除に例えてご説明しますが、私の掃除は掃除機をかけたら満足でそれ以上何をするの?という感覚ですが、うちの奥さんからみれば、それは掃除したうちに入らないということになりますが、ピアノのメンテナンスも同様のことが言えるように思います。

ピアノのメンテナンスも私の掃除と同じで、ほとんどの調律師が調律したら終わりという人が多いのですが、ピアノのメンテナンスは調律以外(調整や整音)にやるべきことが山ほどあります。



日頃からピアノを弾いていると、必ず音色やタッチ等、何かしら気になるところが出てくると思いますが、メンテナンスの時にそれを調律師に伝えると、意識レベルの高い調律師なら丁寧に対応してもらえると思います。

ですから快適なピアノ生活を送るためには、メンテナンスに対する意識レベルの高い調律師、少なくとも演奏者と同等かそれ以上にピアノの性能に対する意識レベルの高い調律師でないと不満が出ると思います。

また今では大手メーカーの大半が委託調律師(歩合給)になっていますので、多くの件数を調律した方が歩合の率(調律師の取り分)が高くなので、どうしても調律だけで済ませて、1日の訪問件数を増やすようです。

ピアノの調律とメンテナンス

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資料をご覧になった方の感想

構造がシンプルな弦楽器等と違い複雑なメカニズムを持つピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、その特殊性をご理解頂くとピアノに対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
  
浜松ピアノ店代表 植田 信五  筆者プロフィール                                    


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