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ピアノ日誌 / 植田 信五

ピアノ業界は既にデジタル化されている

今、日本はデジタル化で遅れているので労働生産性が低い、日本も早期にデジタル化しないと一人当たりのGDPが低いままと言われています。

しかしピアノに限ってみれば推測ですが既に80%以上がデジタル化して、アコスティック(生)ピアノは20%以下ではないかと思います。

アコスティックピアノは自然素材を使った複雑なメカニズムを持つ故に、性能を大切に考えると丁寧な調整・調律・整音が絶対条件でメンテナンスも同様なので極めて労働生産性が低いのがアコスティックピアノ業界です。



トヨタ自動車の不正車検が問題になり、メディアによると1台の車検整備を1時間半で完了しければならないという規定だったようで、これには少し無理があったようです。

車と違いピアノの場合は自然素材故に、手を入れようとすると無限に調整することがあり、今は時流に合わせた採算重視のピアノメーカーや販売店の考えで、たとえ高価な最高級ピアノでさえメーカーや販売店の丁寧な出荷調整は全く望めないで、せっかくの高級ピアノも本来の性能を発揮していないが残念です。







 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノの雑音と共鳴についての対策について

騒音が大きいショールーム等では気がつきにくいのですが、静かなご自宅の部屋でピアノを弾いた場合、少し耳が慣れてくると雑音や耳障りな共鳴が気になることがあります。

雑音等は、一旦そこに意識が行くようになると自分の意識のなかで拡大してきて不快感が増大してきますので、なかなか厄介な問題です。

共鳴は同じ音の周波数に部屋の置物や照明器具、壁の内部、ピアノの金属パーツなどの部品が干渉する現象ですが、、たくさんの原因が考えられますが、これは原因を特定して対策すれば大概は解決します。

過乾燥等でピアノのネジが緩むと共鳴、雑音が発生することがあります。


ピアノ自体の問題でよくある雑音として高音部のシャリシャリといった鈴の鳴るような雑音が良く起こり、少し古くなると出やすくなります。

雑音が出やすい中音~高音部
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次高音部のこの横長いバー(カポダストロバー)と弦の接触部からどのメーカーもよくシャンシャン鳴ることがあります。

 

真下から見るとこんな感じです。

弦がここにめり込んでいて、金属同士なのでどうしても接触面がシャンシャン鳴ることがあります。

 

今回は3本中、右の弦だけがシャンシャン鳴っていたので、ほんのわずか右にずらしました。



高音部のシャリシャリというような雑音は、構造上、アリコート方式によって、新品からでも出ることがありますし、少し古くなると弦がベアリングやアグラフにくい込み、結果シャリシャリしたような音が出る傾向があります。


 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


除湿から加湿の季節になってきました!

このところ急に寒くなりそれまでの除湿器から加湿器の出番になりました。

弊社のショールームはショールームという性格上、表通り に面した窓ガラスの面積が広いので冬場は寒い外気温の影響を受けやすい窓際ではピアノの管理が難しくなります。

通りに面した側は全面ガラス張りで外気温の影響が大きいショールーム



ですから展示ピアノの調律や調整も狂いやすく、たびたびの調律と調整が必要になり苦労しています

例えばホールにあるフルコンサートピアノは、24時間の空調管理されている楽器保管庫に置かれている限りピアノはほとんど狂いません。

但し、いざ夕方からのコンサートとなりますと、保管庫から出されて舞台上に移動して、調整と調律、演奏のリハーサルが行われますが、冬場の朝の舞台の温度は低いので、保管庫から舞台上に移動した瞬間から調律や調整が狂ってきます。

ホールのメンテナンス風景
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またご自宅の場合は、夜間に室温が下がってきますと、露点温度となりますので、それまでの空気中の水分が、ピアノ内部の冷たい金属部分に結露となり、弦やチューニングピンが錆び、さらにアクション内のピンが結露になることがあります。

調律の時期は半年か、1年ごとが適切か?


 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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