ピアノの性能を最大限引き出すために

Tuning & Maintenance

相性の良いピアノとの出会いのために

Choosing a piano

ピアノ日誌

Piano Diary

Home>ピアノ日誌

ピアノ日誌 / 植田 信五

松尾楽器さんがピアノ業界に残した功績

松尾楽器さんといえばスタインウェイの元日本総代理店であり、60年以上日本のスタインウェイの普及に貢献をされ、全国のホールへのスタインウェイの納入実績やその技術力も業界では高く評価されていましたが、先日、社長の松尾治樹(まつお はるき)さんが胃がんで78歳?で亡くなったという訃報を聞いて、生前に多少の交流があった筆者としては寂しい思いでいます。

ところで松尾楽器さんは、スタインウェイ社から一方的に取引を停止され、やむなく2020年12月一杯でスタインウェイの販売を辞めざるを得なくなり、それに伴い松尾ホール、スタジオも2021年3月で閉められ、残った会社も生前にすべて清算されていたようです。

ちなみに、2027年4月から国内のスタインウェイ全特約店制度は廃止され、今後のスタインウェイの日本での販売は、東京と大阪のスタインウェイ直営店での販売に限られるようです。


松尾楽器さんの功績はいろいろあるとは思いますが、大きいのはホールのスタインウェイを1年に一度、2日間をかけた保守点検するという習慣づけ、このことにより調律しかしないヤマハ、カワイに較べホールという現場で圧倒的な性能差が生まれ、それが今のスタインウェイの高評価になりました。もう一つは精密調整ができる技術者を時間とお金をかけて育成したこと、この二つを上げたいと思います。

①ホールのスタインウェイの保守点検

ホールにあるスタインウェイは普段の調律とは別に、1年に一度、保守点検と称し、2日間かけて調整・調律・整音を行う習慣を残しました。ヤマハ、カワイは同様の保守点検の習慣がなく、普段の調律だけのヤマハ、カワイと歴然とした性能差が生まれました、これが現在のスタインウェイの評価を高めた大きな理由だと思います。※いかなるピアノであれ同様の定期的な保守点検を行うと性能が大幅に向上します

ホールのスタインウェイの保守点検風景


②精密調整ができる技術者を育てたこと

元スタインウェイジャパンの調律師で、現在はファツィオリ・ジャパンの調律師である越智さんの話によると、彼は国立音大の調律科を卒業後、最初に松尾楽器さんに入社して、当初はグランドのダンパー調整だけを3ヶ月やらされたそうですが、お金を生まない研修期間を長く取り時間をかけて精密調整ができる技術者を育てたことだと思います。

現在はファツィオリジャパンの越智調律師


メーカーを含め一般的なピアノ販売店は効率重視の即戦力ということで調律学校を卒業後、短期間で有料調律のメンテナンスに出されるので、ちゃんとした調整ができる調律師が育っていません。弊社はここから調整の重要性を学び、弊社から出荷するピアノは全て丁寧な出荷調整を施してからお届けするようになりました。

弊社独自の出荷調整で音色・タッチ・表現力が大幅に向上します


浜松ピアノ店からのお知らせ

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

弊社作成の資料を無料進呈しています
(郵メール便で無料配送)

 資料をご覧になった方の感想

弦楽器や他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノという楽器に対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。

浜松ピアノ店代表 植田信五 筆者プロフィール


資料内容の詳しいご案内のページへ

ネット上では公開できない業界の矛盾店や裏話を満載全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです DVD付

間違いだらけのピアノ選び  ~ 目 次 ~

【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない

◎ピアノは8千個の部品

◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器

◎仕上げが整音

◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない

◎ピアノはセミオーダーの楽器です

【第二章】調整によるエピソードのお話

◎中古ピアノが高い勉強代に

◎安価でも高級ピアノより魅力的

◎ブランドを信じて購入したが失敗

◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満

◎値段ほど差がない高級ピアノ

◎好みのスタインウェイがなかった

◎丁寧な調整でヤマハでも満足

◎好みのスタインウェイを求めて

◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?

◎ヤマハは温泉に浸かったような音?

◎ピアニストと専属調律師のお話

◎腱鞘炎になって困っている

【第三章】中古ピアノの問題点

◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い

◎さらなる中古ピアノの問題点

◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?

【第四章】調整シーンを写真でご案内

◎グランドピアノの調整作業

◎アップライトの出荷調整作業

【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ

◎最近のピアノの生産事情

◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語

◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ

【第六章】日本のピアノ事情

◎毎年減少する日本のピアノ市場

◎余談ですがスタインウェイについて

【第七章】筆者のブランド選びの見解

◎コストパフォーマンスが高いか否か

◎ピアノは素材という考え方

◎メンテナンスについて

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

独自の出荷調整で音色・タッチ・表現力が大幅に向上します

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


鍵盤が重く弾き難いピアノで練習していませんか?

弾き難いピアノとは

弾き難いピアノとは、タッチが重い、ピアニシモが弾くづらい、大きな音も出しづらい等いろいろありますが、演奏者がイメージしたように弾ける、いわゆる唄う様に弾けるピアノが理想です。これは高級ピアノか安価なピアノの関わらず、いかなるピアノであれ丁寧な鍵盤調整で可能になります。

調整の基本(土台)になるのが鍵盤調整です、長く調律だけで済まされ、きちんと鍵盤調整をされているピアノは少数のように思いますが、少なくとも丁寧な鍵盤調整で必ず弾きやすいピアノになるはずです。

最も重要な鍵盤調整

鍵盤の上にアクション一式が載っているので、この鍵盤調整がきちんとできていないと、上に載るアクションの全ての調整が狂いますので、全ての調整の土台(基本)になるので、最も重要な調整になります

これは新品でも1日、中古品なら2日の作業時間が必要な作業ですが、調整の基本にも関わらず高級ピアノを含め大半のピアノが大幅に省かれています。

№1 ピアノの調整の基本、鍵盤調整の解説

鍵盤を支えるピン、中古品はピンの錆落しから始めるので根気が要ります









鍵盤の深さを整えます


シゲルカワイのメンテナンスのご報告

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

弊社作成の資料を無料進呈しています
(郵メール便で無料送付)

 
資料をご覧になった方の感想


弦楽器や他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノという楽器に対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。

浜松ピアノ店代表 植田信五 筆者プロフィール


資料内容の詳しいご案内のページへ

ネット上では公開できない業界の矛盾店や裏話を満載全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです DVD付

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。
DVD全24分

独自の出荷調整で音色・タッチ・表現力が大幅に向上します

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


コンサートツアーになぜ専属調律師を同行させるのか?

たとえば(故)中村紘子さんは自宅にスタインウェイのフルコンサートピアノを所有、月に1度、調律師の(故)鶴田さんがメンテナンスをしており中村紘子さんの音色やタッチの好みを知り尽くしていたので、全国を回るコンサートツアーの時は専属調律師である鶴田さんが同行していました。

コンサートで使われるピアノは大概スタインウェイなので、全国ツアーでも会場は同じスタインウェイなので、地元の信頼できる調律師でも良さそうですが、なぜ、専属調律師でないとだめなのか?

なぜ専属調律師が必要なのか?

専属調律師はコンサート会場に演奏者より先に前日入りして1日かけて、この場合は中村紘子さんの好みに合わせたタッチと音色に仕上げるので、演奏者である中村紘子さんは自宅のピアノと同じ感覚で演奏できるので、演奏者は会場に当日入りしても安心して演奏に集中できます。

つまり自宅と同じスタインウェイが演奏会場にあっても、ピアノという楽器は調整や整音で音色もタッチも大きく変わるので、演奏者の好みを知り尽くしている専属調律師ならその意味で任せて安心という訳です。

ピアノという楽器はイージーオーダーという考え方




ピアノ選びは調律師選びからという話でもあります

どんなに高級有名ブランドのピアノを選んでも、逆に無名の安価なピアノを選んでも、担当する調律師の技術と情熱で、ピアノの性能は大きく変わるという事実、この重要な事実がほとんどの方に理解されていません。


シゲルカワイのメンテナンスの実態





ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

弊社作成の資料を無料進呈しています
(郵メール便で無料送付)   

資料をご覧になった方の感想

ピアノならではの特殊性をご理解頂くための資料で、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノに対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
  
浜松ピアノ店代表 植田 信五  

筆者プロフィール                                    


資料内容の詳しいご案内のページへ


ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです



グランドピアノの3日間の調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ日誌Piano Diary


不要・中古ピアノ買取
ピアノ聴き比べ