[ ]調律師に向いてる人、向いていない人
調律師に向いている人とは、一般的にピアノや音楽が好きな人、音感が優れている人をイメージします
が、実はそれより大切なことがあります。
機械(メカニズム)いじりが好きな人が調律師に向いている
調律師と云えば音を聞きながら調律(調弦)しているイメージが強いですが、これはある程度の台数を消化すればできるようになるし、調律(調弦)作業に要する時間は1時間少々です(大半の調律師はここで作業が終了)
調整は地味な作業の連続です
しかしピアノ本来の性能を引き出すためには調整、つまりメカニズムの擦り合わせ調整と最適化(歯の矯正と噛み合わせ調整のようなもの)がとても重要で、この調整より初めて本来の性能を発揮します、しかしこの調整に要する作業時間は調律時間の何倍もの作業時間が必要になります。
例えば1台の新品のグランドピアノの調整に要する時間は、一通りやるだけで約3日間(24時間)、中古品ならその倍以上の作業時間が必要になりますが、全て手作業なのであまりにも作業効率が悪い(生産性が低い)ので、今は大半のピアノの調整が大幅に省かれています。
しかも整調(調整)作業は、長時間の地味な作業の連続なので、この地味な作業が苦痛だったり面倒臭いと感じる人は、少なくともメンテナンスの質(整調・調律・整音)が求められるこれからの時代にの調律師に向いてないように思います。
ピアノの調整は地味な作業の連続です
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弦楽器や他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノという楽器に対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
浜松ピアノ店代表 植田信五 筆者プロフィール
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