[ ]120年前のチェコ製ピアノの再生
再生された120年前のチェコ製ピアノ
このピアノは島根県松江市にある歴史的な建造物「旧田野医院」を松江市の重要文化財に指定するために調査した際に、見つかったのがこのピアノですが、重要文化財にあったピアノなので、さぞ価値あるピアノでないかということから、再生されることになったようです。
そこで弊社がチェコのペトロフピアノの輸入業者という関係で、昨年、松江市の地元の新聞社や再生委員会の方から、弊社にこのチェコ製の古いピアノについて調べて欲しいという相談がありました。
チェコのペトロフ社に聞いたところ、このピアノメーカーKoch&Korselt社は先の大戦中にペトロフ社に合併吸収されたこと、1902年に製造されたであろうことなどが判明しました。
再生前のピアノ
黒の塗装を剥がされた状態ですが、一目で良質の木材を使われているのがわかります。
せっかく良い木材を使っているので、大概はこのような木目に仕上げられます。
再生されたこのピアノは、現在、国宝松江城のある公園の敷地内にある興雲閣の大広間に設置され、コンサート等に利用されています。
ピアノ開きに出席されたチェコ大使館の方
情報は下記の再生実行委員会のブログから流用させていただきました。
ピアノの性能を大切にお考えの方に下記資料2点を無料進呈しています。
グランドピアノの3日間の調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分
ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載。全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです