[ ]中国でピアノを作るのは極端な元安だから№2
中国の通貨の元の為替レートが極端に安いこと
経済学者の高橋洋一 氏によれば、為替の理論数値は簡単で双方の国の通貨発行量の割り算で出る
そうで、ちなみに円のドルに対する理論数値は1ドル120円だそうで、この理論数値に比較して円安、
円高ということになるそうです。
共産主義国家ならではの固定相場制
唯一、中国の元は共産主義なので事実上固定相場制で元高、元安という言葉はなく、500%~700%の元安に固定されているそうです。今、トランプ関税が世間を騒がせていますが、この理論からすると中国に対しては500%の関税をかけて本来の取引なるようです。
この中国の極端な元安政策のせいで、世界中に安い中国製品が溢れているようで百均のビジネスも成り立っているようです。
世界のピアノの大半が中国製
今では全てヨーロッパ製(本国)で作られているピアノは、スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ファツィオリ、ペトロフ等の限られたブランドでかなりの高額になりますが、一言にドイツ製、日本製と云っても事実上中国で部材として生産して本国に輸入、この場合の表記はドイツ製、日本製と表記ができ、全面委託生産された場合は中国製と表記されるのが業界ルールです。
この為替レートだと日本で200万円で購入できる中国製ピアノは、中国では一千万円以上することになります。
中国上位3社の生産状況
№1 広州 パールリバー 国営 年間生産台数 約8万台
№2 杭州 ヤマハ 外資(日本) 年間生産台数 約5台台
№3 ハイルーン 民営 年間生産台数 約4万台
日本のピアノ愛好家の皆様にご挨拶
現在、ドイツでのピアノ作りは非常に高コストになっており、ピアノ愛好家の皆様に、リーズナブルで高品質のピアノを提供するために、思い切って2003年より中国にドイツの製造ラインを移築して製造することを決断しました。
試行錯誤の末、今では何とかMADE IN GERMANYの品質を保つことができるようになり、お陰で高いコストパフォーマンスという観点からも、地元ヨーロッパのピアノ愛好家の方々からは、以前にも増して高いご支持を得ており、日本の皆様にもリーズナブルな価格でヨーロッパのピアノを提供できることになりました。
フォイリッヒ CEO Ernest Bittner
オーストリア、ウイーン本社から
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構造がシンプルな弦楽器等と違い複雑なメカニズムを持つピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、その特殊性をご理解頂くとピアノに対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
浜松ピアノ店代表 植田 信五 筆者プロフィール
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