[ ]ピアノのメーカー保証期間はあてにならない
新品ピアノのメーカーの保証期間は、代表的なヤマハ、カワイの新品で納入日から1年間となっておりそれが一般的ですが、例外的にスタインウェイとその姉妹品のボストンは5年間のメーカー保障となっています。
一見、1年間の保証より5年間保証の方が安心と思われるかも知れませんが実際にはほとんど意味がありません。
実際の補償内容とは?
適切な設置環境下で適切な使用をされている場合に限り、製造上の不具合があった場合は、無償修理か、修理不能の場合は同等品と交換致します。と云った内容です。
車や家電製品の保証と違い、ピアノの内部には複雑なメカニズムの主な構成材料が木とフェルトル類で占められているので、これらが設置環境(温度と湿度)次第で伸縮や歪みが大きく出て不具合が生じます。
ここで問題なのは、適切な設置環境というのが一番の曲者です。
たとえば鍵盤が戻らない、音が出ない等はいわゆる故障ですが、これは通常、適切な環境、つまり湿度と温度が適切に管理されている部屋に設置され、きちんと調整されたピアノであれば、ほとんど起こらないので保証の対象外で有料修理になります。
そのように考えると、ピアノの場合の補償期間というのは、云ってみるだけで、何年であってもほとんど意味がないことになります。
ですから安価な中古のアップライトの保証期間が10年という謳い文句が登場するお店もあります。
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