[ ]日本のピアノ作りの今
ひと昔前はドイツ製、メードインジャーマニーが信頼の証でしたが、今はメードインジャパンが信頼の証になりつつあります。特に半導体等の電子部品を始め新幹線やトヨタ自動車の世界的な躍進等の記事をよく見て日本って凄いと感心しますが、それらは最先端技術の塊です。
しかしピアノや弦楽器等のアコスティック楽器は昔から基本構造は同じで、材料も自然素材の木材やフェルトを使った構造で最先端技術とは程遠く、どうもこの分野は日本人が苦手とする分野かと思います。
メードインヤマハ、メードインカワイの意味
そんな中で日本のピアノの多くは中国で作られ最近は、メードインヤマハ、メードインカワイという表現が使われるようになりました。メーカー担当者が言うには、どこの国で作られようがメーカーの品質を保証するという意味で、メードインヤマハ、メードインカワイの表現になっているのだそうです。
そのような背景の中でマイナーなブランドですが、ディアパソンというピアノが一部のピアノ愛好家から支持されています。先日も他府県からわざわざ弊社までディアパソンを試弾に来店され試弾の結果、購入は少し先になるが新品ならディアパソンにすると仰って頂きました。

設計者、大橋幡岩氏の弟子の乗松氏が語るディアパソン
浜松からディアパソンピアノの設計者として有名な、故、大橋幡岩氏に直接指導を受けたと云われる乗松氏が、以前、岡山の弊社まで若手の指導ということで、1泊で浜松からわざわざ来て頂きました。

乗松氏は根っからの職人さんで、謙虚で穏やかな人柄と認識していましたが、落ちついてゆっくりお話をさせていただいたのは、この時が初めてでした
この機会に、設計者の(故)大橋氏のことやピアノ作りの難しさ、良いピアノの本質など、日頃はなかなか聞けないことを乗松氏から直接聞くことができました。
乗松氏が云うには、今の日本には、もう、一からピアノを設計できる人はいなくなった、日本人でピアノ全体を一から設計出来る人は、恐らく大橋幡岩氏が、最後の人であろう、ということでした。
今は部分、部分の細かい数値はコンピューターで設計するようだけれども、やはりピアノ全体のことを考えて、一から設計するのは明らかに人間の方が優れていて、そのような意味で、コンピューターよりも人間の方が優れているというお話でした。
その例として、ピアノの特性を決定する大きな要素の一つに金属フレームがあります
フレームにより弦の張力や弦の太さが微妙に異なってきて、ピアノの特性が変わります。
あまり大きな声では言えないけれども、日本の大手メーカーのピアノは、少し古くなると、高音部の張力の強い細い弦が、フレームの下に食い込んできて高音部がシャリン?シャリン?とした安っぽい音になることがあります。
それが大橋氏の設計したフレーム、大橋フレームでは不思議なことに、そのようなことが起こらないのだそうです。
それと真に良いピアノを作るには、基本設計の良さに加えて、最良の材料を使い、人の手で、時間をかけて丁寧に仕上げることが重要であると云ったことでした。特に最終工程は、機械ではなく、人間の手で丁寧に仕上げることが肝要だそうです。
お勧めブランド ディアパソン
ピアノのタッチ、音色、表現力を大切にお考えの方に
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資料をご覧になった方の感想
ピアノ愛が深まります
弦楽器や他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノという楽器に対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
浜松ピアノ店代表 植田信五
筆者プロフィール
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