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防音室で見落とされている大切なこと

親しい防音業者の社長さんの話ですと、防音自体は遮音と吸音の組み合わせで技術的には比較的簡単だけれど、見落とされているのが快適な音響のようです。

弊社のお客様でマンションの防音工事をしてからグランドピアノをご購入頂いたのですが、後日ピアノを移動して欲しいと連絡があり、理由を聞くとあまりに響かないという理由で再工事をするとのことでした。

そのお客様は3世代でピアノを使用されるのですが、大奥様が歌を唄われた時に吸音のやり過ぎであまりにも響かないということで再工事となったようです。

響き過ぎても響かなくてもダメで、さらに部屋の音圧のバランスも重要なようで、防音は音が漏れなければ良いという単純なものではないようです。

これば狭い部屋ほど快適な音響の確保が難しくなります。








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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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