[ ]出張メンテナンス in 京都・大阪・兵庫②
二日目は兵庫県芦屋市大窪様
ピアノはペトロフP125-F1 ウォルナット艶出し
久しぶりのご対面、みやちゃん(4年生)がメインで弾いています。
「鍵がかからなくなった。鍵盤も少し軽くしてほしい」
と自分の口からちゃんと伝えてくれました。
せっかくなので鍵盤を外すのをやってもらいました。
久しぶりだったので最初は少し苦戦していましたがすぐコツをつかみ上手に外せていました。
鍵盤下の掃除をしてから今度は取付け、これが実は難しい。
ですが最後は4本束ねて入れれるようになりました。
ありがとう、ごくろうさまでした!
アクションの関節部分の円滑な動作が損なわれていて、小さな修理をしました。
最後にみやちゃんに試弾してもらいました。
「わ、軽くなった~」となかなかいいリアクションをしてくれました(笑)
【今回の作業内容】
・鍵盤下掃除
・フロントバランホール調整
・ウイペンフレンジスティック修理
・ジャック高さ調整(ロストモーション)
・キャプスタン前後調整
・ハンマーストップ調整
・調律
・ハンマーヴォイシング(整音)
・鍵穴修理
ところでこの、みやちゃん(4年生)ですが、特技の一つで書道を嗜んでいます。
2年前の8歳(2年生)の時に書いた作品だそうです。
私も父親が書道家なので幼少期から書道をしていましたが、8歳でここまで書けるのはかなり凄いです。
これからがますます楽しみです。
大窪さま、ありがとうございました。