[ ]アンティークピアノの問題点
心配なのはピアノの内部には接着箇所が膨大にあること
魅力的なアンティークピアノですが、心配なのはピアノの内部には接着箇所が膨大にあり、それらの膠(にかわ)の接着面もさすがに100年も経過すると脆くなっていることです。
響板の割れ目を埋め木して修理されたグロトリアン・スタインヴェックの響板の裏側
そのような事情からファーストピアノではなく、セカンドピアノとして丁寧に使用し、空調管理(温度湿度)も万全を期す必要がありますが、それでも想定外のところが剥がれて故障する可能性があります。
しかも意外とつまらないトラブルになる可能性があり、その修理も厄介なことになることが多いので、メンテナンスの大変さ(費用)も頭に入れておく必要があり、それらを懸念してアンティークピアノのメンテナンスは請け負わない調律師も多いので、何かあってもすぐに駆けつけてくれ、面倒な修理も気軽に対処してくれる、近くに住む古いピアノの修理に長けた調律師の確保が必要です。
こちらはスタインウェイが最初に製作したキッチンピアノのレプリカ(新品)
今でも魅力的なアンティークピアノ
グロトリアン・スタインヴェック
スタインベックの凝った譜面台
ショパンが愛したと言われるフランスのプレイエル
修復されたペトロフ
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