明日は大学院入試で使用するとのことで今日は本番前日のメンテナンスをさせていただきましたが、毎回イベントごとにメンテナンスしていますのでだいたい年間で5、6回(毎回3~4時間)はお伺いさせていただいてます。
調律は非常に不安定なものですので、ヴァイオリンやギターなどの弦楽器のようにコンサートごとに毎回チューニング(調律)が必要です。
国際コンクールなどでは1人ずつ調律を挟みますし、レコーディングなどは1曲ずつ調律を挟むことも(笑)それくらい調律って不安定でデリケートなわけです。
またピアノは調律以外にも20項目以上調整する箇所があり、全ての調整をしないと本来の性能が発揮されませんので、ここ某大学では毎回調整内容が違い年間で全項目が出来るようにしています。
大きなコンサートホールでは実は年に一度丸2日間(16時間)かけて全体の調整(鍵盤調整・アクション調整・ダンパー調整・調律・整音)を行なっています。
ところでこんな感じで審査員が見るわけですね・・・
緊張するでしょうね。
受講生は頑張ってくださいませ~応援しています!