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DR-30調整完了

 

 

ディアパソンDR-30の調整が完了しました。

左がDR-30(奥行178cm)、右がDR-300(奥行183cm)です。

 

 


DR-30

 

 


DR-300

 

 

 

 

DR-30はマスク仕様になっていますので上下のマスクをすると、
最大で40%音量がダウンすることができます。

 

マスクoff

 

 

マスクON

 

蛇腹のようになっていてレバーひとつで響板を完全にふさぎますので、
これだけでも音量が下がります。

あとは理屈よりも弾いて体感したほうがより分かると思います。

 

 

 

調整シーンの一部の写真です。

鍵盤を押すと音が出る。
では、鍵盤の感触、弾き心地は揃っているか。
音の高さや音色は揃っているか。
全ての鍵盤でピアニッシモは発音するか。
全ての鍵盤で連打(同音連続打弦)が出るか。
同じ力で弾いて同じ音量が出るか。

 

『 整調、調律、整音 』

 


楽器らしくするためには、かなりの手間がかかりますが、
どのメーカーのどの機種でもこの一手間人手間が必要です。

 

というわけで、ディアパソンDR-30が調整完了しましたので、
ぜひご試弾ください。
隣のDR-300と比較しながら、違いが分かるかどうか試してみてくださいね。

 

 

 

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


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