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出荷調整とメンテナンス№6,7 フロント・バランスホール整調

販売店が納品前に行う調整作業を出荷調整(整調・調律・整音作業、新品で約3日、中古品はそれ以上)と呼びます。

納入後の定期定期メンテナンスも基本的に同様の作業内容ですが、最初に出荷調整がしっかり行われたピアノであれば、ホール等を除き、使用頻度や空調にもよりますが、個々の作業は微調整なので通常は約半日をかけた作業になります。
  
作業工程が多いので№24まで、1分程に編集した動画も交えてご案内しますのでご覧下さい。

【整調】6.鍵盤フロントホール調整




鍵盤フロントホール調整  ←59秒に編集、動画でご案内しています

【整調】7.鍵盤バランスホール調整




ピアノの調律とメンテナンス

出荷調整とメンテナンス№、1,2,3,4,5 鍵盤調整
 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


出荷調整  鍵盤整調作業から始めます

販売店が納品前に行う調整作業を出荷調整(整調・調律・整音作業、新品で約3日、中古品はそれ以上)と呼びます。

納入後の定期メンテナンスも基本的に同様の作業ですが、最初に出荷調整がしっかり行われたピアノであれば、ホール等を除き、使用頻度や空調にもよりますが、通常なら個々の作業は微調整なので約半日をかけた作業になります。

まずは全ての土台になる鍵盤整調から始めます

【整調】1.鍵盤下の清掃


【整調】1.鍵盤下の清掃


【整調】2.鍵盤キーホールの掃除


【整調】3.鍵盤バランス・フロントキーピン磨き




【整調】4.鍵盤バランスキーピン並び調整


【整調】5.鍵盤フロントキーピン傾き調整


調整を理解せずピアノの性能は語れない№1 鍵盤調整

調整を理解せずピアノの性能は語れない№2 アクション調整

調整を理解せずピアノの性能は語れない№3  ダンパー調整

調整を理解せずピアノの性能は語れない№4  調律と整音



ピアノの調律とメンテナンス

浜松ピアノ店でピアノを選ぶメリット

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ダンパー掛かりのチェック

みんなのピアノ選びから抜粋

ダンパーという装置をご存知でしょうか?弦を叩いて音を鳴らすのがハンマー、その弦の振動を押さえて止音するのがダンパーの役割なのですが、実はピアノの弾き心地にも密接に関わっています

※最高音から20鍵位低い音までにはダンパーはないので注意。
高音は弦長が短いため音の減衰が早いという理由からです。

はじめにダンパーの存在を確認してみましょう。
ひとつ鍵盤を押さえて音を鳴らして下さい。底から少しずつ鍵盤を元の高さまで戻していくと途中で音が消えるポイントがあります。そこがダンパーと弦が接触する位置ですので良く覚えていて下さい。

では次に通常の状態から鍵盤を慎重に押し下げてみましょう。先程のポイント付近で指先に抵抗を感じませんか?この引っかかる感触こそダンパーの重量が鍵盤に加わる位置、ダンパーの掛かりです。

ダンパーかかり調整  ←YOU TUBEでご案内しています(59秒)
 

ダンパーかかり調整  ←YOU TUBEでご案内しています(59秒)

 
この「掛かり」のタイミングですが、ピアノによって多少の差はあるものの鍵盤の深さに対しておよそ半分まで変更が可能です。各鍵盤を確認して直ぐに抵抗感がある場合は調整で弾き心地が軽くなります。重くしたいときは掛かりを早めて弾き応えを増すことも出来ます。

弾き心地が気になる方は是非ダンパーもチェックしてみましょう!

こんなときの一言。
「ダンパーの掛かりを調整してください」

※ダンパーの掛かりをリセットする際、調律師は右ペダルの効きを揃える緻密な作業も併せて必要となります。依頼されるときは念のため作業時間と料金について事前に調律師に訊いてみましょう

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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