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ヤマハG3納入調整に行ってきました

岡山市T様

ヤマハG3の納入調整にお伺いしました。

 

防音室内に設置して、いざ弾いてみると、予想以上に良い響き。

ただし高音部が中音部に比べて少し違って聴こえ、それ以外はかなり気に入っている、とのことで、気になるところを教えていただいたので納入調整スタートです。

 

 

鍵盤とアクションの動きのチェック&微調整

 

 

49A=442Hzで調律、ほぼ微調整

 

 

高音部の気になっていたところは、写真の中音部にあるごっつい金属バー(カポダストロバーと言います)と弦の接触面から鳴っている音と予想。

手前アリコート部分にフェルトを編んで雑味を抑えてみました。

 

 

編み編み・・・

 

 

これでシャリシャリと言った金属的な音が抑えられました。

 

 

最後にハンマーも少し柔らかくして、高音部の音色をまろやかにしました。    

 

最後にT様がご試弾、OKいただきました。

気密性の高い防音室、空間もさほど広くないので空調管理は難しくありませんが、念のため来年の梅雨時期に備えて除湿機を用意していただくようご提案させていただきました。

 

T様、ありがとうございました。

 

 

>>>出荷調整と納入調整

>>>ピアノにおすすめの除湿機

 

 

 

 

 

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


ピアノの選び方とその問題点 ⑥

ブランド別の音色の違い

音色の違いを言葉で表現するのは難しいのですが、一説では金属の響きを美しく鳴らす、或いは木の響きを美しく鳴らすという2つの分け方があります。

金属の響きを、、という代表的なピアノがスタインウェイで、現代のヤマハ、カワイもこれに準じています。



木の響きを、というのはベーゼンドルファー、ファツィオリ、ペトロフ等ですが、これは基本特性なので、丁寧に整音(ヴォイシング)をしてやると音色の印象も随分変わります。

余談ですが、ニューヨークスタインウェイのチーフテクニシャンでホロヴィッツの専属調律師であったフランツ・モアさん(筆者も昔一度だけお会いしたことがある)によると、スタインウェイをホロヴィッツ好みの音色に仕上げるのには相当苦労されたそうです。

お薦めブランド

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノの選び方とその問題点 ⑤

外装選びについて

黒艶出しの他に、木目の代表的なものではマホガニーとウォルナット(艶出しと艶消しがあり黒より高価になる)があり、いずれも艶出し(外装を堅いポリ塗料で覆っている)が一般的ですが、ピカピカして嫌という方には艶消しの選択肢もあります。

多彩な外装(木目)が選択できるペトロフピアノの外装見本


艶消しは木の自然な感じがして落ち着き、アンティーク家具の雰囲気が魅力的ですが、表面の保護膜のポリがないぶん傷つき易く、色落ちにも敏感で、一旦傷をつけると完全に傷を補修するには、傷をつけた一面の全面修理が必要なので厄介な面もあります。

性能は勿論大切ですが、家のなかに置くピアノという観点からすると、他の家具とも馴染む好みの外装のピアノを選ぶと一層癒しの部屋になるので、その意味では外装選びも大切です。

大概のメーカーは黒を中心にピアノを生産していますので、木目を選ぶと、価格も高く納期が半年以上かかるものが多いのですが、最初から木目を中心に少量生産している、たとえばペトロフピアノなどは黒も木目もお値段も納期も変らないメーカーもあります。

ペトロフP118C1 チッペンデール ウォルナット艶消し仕上げ


お薦めブランド ペトロフピアノ

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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