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みんなのピアノ選びから抜粋





セピア調のまろやかな音色を奏でるメーカー。静岡・竜洋にて製造。
アクション部には木材の代替品として樹脂による新素材を積極採用。フラッグシップモデルSKシリーズにはエゾ松を天然乾燥させた響板が使用されています。あまり派手でない重たい質感の響きが持ち味。

プラスチック部品&抵抗感のあるタッチは好みが分かれるところ。
スタインウェイ・デザインのBoston(ボストン)、澄んだ音色から和製ベヒシュタインと称されるDiapason(ディアパソン)も同工場で生産。

J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BMV988(デビッド・コレヴァー)David Korevaar
アメリカが誇る巨匠アール・ワイルドのお弟子さん。演奏活動、執筆、コロラド大学教授と多方面で活躍しているアメリカ人です。かつては師匠と同じくボルドウィン・アーティストでしたが、最近はシゲルカワイで録音しているようです。

通に人気のピアニストとの評判だけに、よくアイデアが練られた演奏。リピートでは装飾音をこってり盛り込んで弾いています。ゆったりとした曲想では楽器の性格との相性の良さを感じました。

シゲルカワイSK-EXコンサートグランドを使用。教会で収録されたようで残響が多めです。円やかな音で少し陰がある趣き、しっとりした質感がとても個性的です。


Pletnev plays Chopin Prelude No.24  

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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明るくストレートな音色の世界的メーカー。静岡・掛川にて製造。
科学的アプローチとトップクラスの木工加工技術により、世界で最も精度の高いピアノを生産していると評しても過言ではないでしょう。
Sシリーズ以上のモデルは欧米製と遜色ないダイナミックな響き。

均質なメカニックから生まれる弾き易さがユーザーに好まれる一方、音色に突出した個性がないのも特徴。それゆえ練習に適しているとの見方もあり。
ジャズでも良く使用されるユーティリティな楽器です。

フランスの気鋭アレクサンドル・タローがアップライトを弾きます。
ベルギー人ドゥーセによるショパンをネタにした小粋なアレンジ。
ソフトペダルを使用した時のアクションの動きがよく分かります。
ピアノの性能上少し弾きづらそうですがそこは流石プロですね。
彼の明晰なタッチはバッハやスカルラッティとも相性が良さそう。
カッコ良い編曲なんで自分も頑張ってトライしてみようかな(^^;
Alexandre Tharaud Plays Clement Doucet's "Chopinata"  

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植田 信五


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世界を見渡してみると、まだまだ個性派メーカーが存在します。
いくつか名を挙げるだけでも
Bluthner(ブリュートナー・独) Grotrian(グロトリアン・独)
Steingraber(スタイングレーバー・独) Sauter(ザウター・独)Pleyel(プレイエル・仏)   Borgato(ボルガート・伊)
Stuart&Sons(スチュアート&サンズ・豪)等々。

そんな味わい深きピアノ&ピアニストの名演をPick up! 

使用楽器:プレイエル Pleyel
 
今回はフランスの名門ブランド・プレイエルで聴くブラームスです。
セドリック・ディベルギアンは1998年のロン=ティボー・コンクールで優勝した経歴をもつフランス期待の星。

今年も来日する予定です。
ポロポロと珠のような音色。響板材の響きからすると年数が経った
楽器かも。デリケートなタッチが独自の空気感を創り出しています。

演奏曲:Brahms Ballade Op.10 No.3 in B minor

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植田 信五


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