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出張メンテナンス in 高知県

出張メンテナンス、四国は高知県H様宅にお伺いしました。

ピアノはディアパソンDR-30 ピアノマスク仕様

 

 

 

鍵盤のフロント(手前)部分の穴の調整をし、鍵盤奥のキャプスタンスクリューを磨き直しピカピカツルツルにリセット。

 

 

 

 

ジャックという部品のポジションチェック。
前後の位置調整と高さの調整、1鍵ずつばらつきが出てくるので、1鍵ずつ再確認。

 

 

 

ハンマー接近、ハンマードロップ、ハンマーストップの調整。前回のメンテナンスの時に比べ今回はどれも微調整でした。

 

 

 

調律も49A=442Hzにリセット

 

 

 

ハンマーと弦の噛み合わせ調整と数鍵硬い音があったので、針でハンマーを解して整えました。

 

 

 

かわいらしいKちゃんに試弾してもらいました。

【今回の作業内容】

・鍵盤下掃除
・バランスフロントホール調整
・キャプスタンスクリュー磨き
・棚板調整
・ジャック前後高さ調整
・ハンマー接近調整
・ハンマードロップ調整
・レペティションスプリング調整
・調律
・整音

H様ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

午後は同じく高知市M様

ピアノはファツィオリ F183

 

 

 

鍵盤下の掃除からバランスキーピンの汚れを取り除き、フロントキーピンにはマックルーブという薬品の剥がれたところを塗り直しピンの表面のサラサラ感が増しました。

 

 

 

鍵盤を取り付け、フロントとバランスの穴の遊びの調整。

 

 

 

ハンマーのポジションの微調整後、サポート合わせを調整

 

 

ジャック前後・高さ調整、ハンマー接近調整の微調整

 

 

 

打弦後のハンマーがストップする際の弦との距離にばらつきがあったため全てのハンマーが15mmでとまるように調整。→(ハンマーストップ解説動画

 

 

 

全体的に少し弱くなっていたスプリングも最適な強さに調整、連打がしやすくなります。

 

 

 

調律を49A=442Hzにリセット

 

 

【今回の作業内容】

・鍵盤下掃除
・バランスキーピン磨き
・フロントキーピンコーティング(マックルーブ塗布)
・バランスフロントホール調整
・棚板調整
・弦合わせ調整
・サポート合わせ調整
・ジャック前後高さ調整
・ハンマー接近調整
・ハンマーストップ調整
・スプリング調整
・調律

 

ファツィオリは調整する技術者のことまで考えて丁寧に作られていて、どの部品をとっても綺麗でしかも精密。
色んなメーカーに触れていますが、さすが世界で一番高額なメーカーというだけあり群を抜いて素晴らしいです。音の厚みや伸びもそうですが、ウーハーのような底から鳴る響きにも驚かされます。ピアノ好きな方は一度は触れて欲しいメーカーです。

M様ありがとうございました。

 

 

>>>お薦めブランド ディアパソン

>>>お薦めブランド ファツィオリ

 

 

 

 

 

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


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