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調律師の現状

一般に調律師の仕事は調律(調弦して音程を合わせる)と理解されていますが、調律は1時間少々の作業時間に対して、調整(整調)は半日単位の作業時間が必要です。

良く調整されたピアノでも写真のような定期的なメンテナンスが必要です。
このような作業(調整)は調律をする前にやる必要がありますが、出荷調整だけでなく定期メンテナンス(調律)時にもやらないと快適な演奏は出来なくなります。


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調律師の仕事というのは、お客様宅で1時間余りの調律で2万円程のお金を稼ぐスマートな仕事と理解され高い授業料(2年間で300万円前後)を払い専門学校に行く人が多いのですが、調律師としての本来の技術を身につけるには、専門学校を卒業後最低でも5~6年の修業期間が必要です。

しかし若い人はこの下積みの修業が苦手な上に、現実には調律よりもこのような細かい作業時間の方がはるかに長いので、当初の調律師の仕事内容とイメージが違うので若い人が育ちません。

ただ一旦、整調や整音の高度な技術を身につけると、たとえ将来、もっとピアノ業界が低迷しても、違いが分かるピアノ愛好家の方からは確実に支持されますので将来も仕事に困ることはないと思います。

ピアノの調律とメンテナンス


 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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