［ 2022.07.31 ］ヨーロッパから空輸でピアノを輸入したら

ヨーロッパからの輸入ピアノは普段は船便のコンテナで輸入しますが、急ぎの場合は航空便で送ってもらうことがあります。これは弊社がペトロフＰ210　Storm(奥行き210㎝、重量410㎏）をチェコのプラハ空港から航空便で送ってもらった時のものです。

チェコ観光で有名なカレル橋からプラハ城を望むショットです。

プラハ空港からアメリカに寄り道して約1週間で関西空港に到着
普段はやらないことなので、ペトロフ社の特別に厳重な梱包で到着しました。

箱の中は真空梱包でこんな感じです。

普段はペトロフ社のダンボールで梱包されコンテナの船便で約１ヶ月半位で静岡の清水港に入ってきて、浜松の流通倉庫で受け取りします。


このサイズのコンテナですとアップライトだけなら15台ほど入りますので、ヨーロッパからの運送費でもアップライト1台1万円ほどです。

これが重さ410㎏、奥行き210㎝のグランドピアノ1台の航空便の運送費がおよそ30万円程になりますが、この場合は出荷の際の梱包が大変で、ピアノメーカー以外ではピアノの梱包は難しいと思います。

倉庫内で組みててみました。立て

このピアノは現在、浜松ピアノ店の3Ｆに設置されているピアノですが、410㎏のピアノが飛行機でヨーロッパから運んで来られたと思うと自然に愛しさが湧きます。

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