[ ]ピアノの保証書はほとんど意味がない
新品ピアノのメーカーの保証期間はメーカーにより異なりますが、ほとんどが1年保証、稀に5年保証を謳うメーカーがありますが、ピアノの場合はほとんど意味がありません。
もちろん、製造上の不具合があった場合は、無償修理か、修理不能の場合は同等品と交換致すると云った内容ですが、これはまずありません。
保証内容としては、適切な設置環境下で適切な使用をされている場合に限りということなので、車の保証と違い、ピアノのクレームとしては鍵盤が上がらない、音が出ない等は設置環境が悪い等が理由になるので、自己責任になります。
湿度と温度が適切に管理されていない部屋に設置された場合は、短時間、短期間で不具合が出てきますが、これらは基本的には保証の対象外になります。
そのように考えると、ピアノの場合の保証(補償)期間というのは、云ってみるだけで、何年であってもほとんど意味がないことになります。
なので販売店のなかには、安価な中古の国産アップライトの保証期間が10年という謳い文句も登場するわけです。
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