ピアノの性能を最大限引き出すために

Tuning & Maintenance

相性の良いピアノとの出会いのために

Choosing a piano

ピアノ日誌

Piano Diary

Home>ピアノ日誌

日曜の朝はペトロフの音色で♪

日曜の朝の雰囲気が好きです。

家の中の空気も、出勤途中に目に映る街並みも、お店の中の空気も。

何とも言えない静かで、穏やかな空気が流れているのが心地よいのです。

 

 

ちなみに今朝は、田んぼ道を柴犬を連れて自転車で走っているおじいさんに遭遇しました♪

いつも生活時間が似ているのか、よく道端で馴染みの方と井戸端会議をされているところに遭遇します。その間、ワンコが道路上に行儀よくお座りしているので、それより先に進めず(笑)、道を譲ってもらっています。

<この方向から眺めるのが個人的に好きなので、まずは後ろ?から>

 

さて、先週、日曜の朝のこと、弊社でお世話になっているピアノ講師の田中先生が、レッスンが始まる前に、ショールームのペトロフP173でラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』を少し弾いて下さいました。

よく映画の挿入歌などで使用されているので、メロディを耳にすればご存じの方も多いと思います。

(ノスタルジックな曲です)

 

優しくそっと、ふわっと始まる感じが心地よく、さらに朝の静かで優しい光が店の窓ガラスから差し込み、その雰囲気を一層惹きたてます。

いつまでも見ていたい、聴いていたい、と思わずうっとりしてしまいました。

 

田中先生の演奏を何度か目にする機会はあったのですが、ショパンの『革命』を弾かれる場面が多かったので、私より大きな体格から、あんなに繊細な音が紡ぎだされる姿に魅了されました。

(本業がピアニストの先生に向かって言う言葉ではないのですが、素直な感想です。)

 

そして、ペトロフ特有の優しい音色がさらに音楽を惹きたてます。

ショールーム2Fに展示中のこのペトロフはウォルナット艶出しのチッペンデール(猫足)仕様です。

見た目にも惚れ惚れしますが、音色も、弾き心地も素敵。

<こちらが正面。ちなみに朝撮り損ねたので、夕方の写真になってしまいました。>

 

さて、ペトロフピアノを紹介する様々なWebサイトの記事で、『ロマンティックな音色』という表現をよく目にします。

私にはわかるようで、わからない。どうしたものか…と思い、ここのところ考えを巡らせていました。

母国語が日本語なので、カタカナ言葉に馴染みがないのか、人生経験が浅いのか。

男のロマン? 米米CLUB?

ミュージカル『ライオンキング』の劇中歌『愛を感じて』にもロマンティックというフレーズがあったと記憶しているので、なんとなくそのようなイメージを抱いてみましたが、それでもしっくりこない。

 

そこで

私 :「社長、『ロマンティック』を定義してみてください」

社長:「ロマンとは人によってとらえ方が違うからなぁ。私の場合は…(中略。お店に来て直接聞いて
    みて下さい(笑)))。」

   「ペトロフの場合は、一言でいえば、古き良き時代のヨーロッパのものづくり、かな。」

   ※一言では収まらず、たくさん語られていますが、書ききれないので省略します。
    とりあえず、社長のペトロフとの出会いから現在に至るまでの熱意を知れる良い機会と
    なりました。

とどのつまり、ロマンチックの感じ方は人それぞれという結論に納得し、ペトロフのイメージするところのそれは、社長のこの一言に、集約されている気がしました。アナログ好きの私には、「古き良き時代」「ヨーロッパ」「ものづくり」このキーワードにときめいてしまいます。

 

私なりに、ペトロフの魅力をもっとお伝えしたいのですが、長くなるのでまたの機会にしておきます。

 

 

 

 

 

 

 

機械いじりが好きです!

丹藤 奈々代


ピアノ日誌Piano Diary


不要・中古ピアノ買取
ピアノ聴き比べ