[ ]お世話になっている浜松のピアノ職人さん達
いつもお世話になっている低音弦の巻き線一筋50年以上の浜松の冨田氏
ご本人のお話によると、ピアノの巻き線作りは家業だったので中学生の時から巻き線を巻いているそうで、工学部出身の大卒だけあり、彼の大学ノートにはほとんどのメーカー、器種別、年代別の巻き線のデーターをお持ちです。
ちなみに今の巻き線(低音部)は、ピアノメーカーによる機械巻ですが、補修用(部分交換)に1本か2本の巻き線だけでも、すぐに巻いてくれるので品質もさることながら、便利が良くて助かっています。
名人が巻く巻き線は、雑音もなく響きも良いと評判です。
冨田氏の事務所で、右はいつもオーバーホール等の修理等をお願いする森重氏
もう一人の浜松の職人は古いピアノのオーバーホールを得意とする森重氏(ナチュラルピアノ)の工房、写真奥が森重氏。
この森重氏は、過日、NHKの浜松のピアノ職人?という1時間番組で15分ほど取り上げられたピアノ職人さんです。
昔はピアノと云えば、楽器の都、浜松ということで下請け業者もたくさんあったのですが、今ではヤマハ、カワイ以外の中小のメーカーは既になくなっています。
最近はその大手メーカーも中国やインドネシアでピアノの部品(半製品)を作って日本で最終組み立てするだけのようなことで、若手の技術者が育っておらず、写真のような超ベテランばかりになっています。
彼らが仕上(リニューアル)した1960年代のヤマハ
木目の艶消しの再塗装仕上げ、脚も猫脚(チッペンデール)に仕上げました。
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