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現場の声を聞かないピアノメーカー幹部

有名ブランドほどその傾向が強い

何処のメーカー幹部も似たような感じだと思いますが、老舗の有名ブランドほどそのような傾向があります。メーカーも売り上げアップに苦しんでいる昨今ですが、現場の声に素直に耳を傾けるていると問題点が明らかになり、その問題点の改良を続けていると、売り上げもブランドイメージも徐々に向上するのにといつも思います。

ピアノ業界で一番現場の声を聞く人は、もう亡くなりましたがローランドの創業者の梯(かけはし)さんが一番でした。晩年の彼は弊社に来られても、現場の女子社員にも気さくに声をかけ、いち早く現場の問題点を察知して本社の帰ってから社内に激を飛ばしていました。当然ながらこのようなメーカーは売り上げも伸びてきます。

今は唯一パオロ・ファツィオさん

今は唯一、ファツィオリピアノの創業者であるパオロ・ファツィオリさんだろうと思います、彼は謙虚な人で良いと思ったことはすぐに現場で生かします。

ファチィオアリピアノ創業者で現役の経営者 パオロ・ファツィオリさん


お勧めブランド ファツィオリ


ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

大半のピアノに欠けている調整ですが、丁寧な調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか資料で分かりやすく解説をしていますので、ピアノを選ぶ前にぜひ参考にして下さい。

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ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載、
全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

間違いだらけのピアノ選び  ~ 目 次 ~

【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない

◎ピアノは8千個の部品◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器

◎仕上げが整音

◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない

◎ピアノはセミオーダーの楽器です


【第二章】調整によるエピソードのお話

◎中古ピアノが高い勉強代に

◎安価でも高級ピアノより魅力的

◎ブランドを信じて購入したが失敗

◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満

◎値段ほど差がない高級ピアノ

◎好みのスタインウェイがなかった

◎丁寧な調整でヤマハでも満足

◎好みのスタインウェイを求めて

◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?

◎ヤマハは温泉に浸かったような音?

◎ピアニストと専属調律師のお話

◎腱鞘炎になって困っている


【第三章】中古ピアノの問題点

◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い

◎さらなる中古ピアノの問題点

◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?


【第四章】調整シーンを写真でご案内

◎グランドピアノの調整作業

◎アップライトの出荷調整作業


【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ

◎最近のピアノの生産事情

◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語

◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ

【第六章】日本のピアノ事情

◎毎年減少する日本のピアノ市場

◎余談ですがスタインウェイについて


【第七章】筆者のブランド選びの見解

◎コストパフォーマンスが高いか否か

◎ピアノは素材という考え方

◎メンテナンスについて

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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