[ ]1960年代のヤマハピアノをリニューアル中です!
リニューアル中の1966年製ヤマハUI(高さ121㎝) 元は黒の艶出しでしたが、塗装を剥いでウォルナット風の艶消し仕上げ、脚もチッペンデールに改装しています。
写真からでも上質な外装材を使っているのが良くわかります。
鍵盤は新しく張り替えています。
椅子もイタリアのディスカチャーチ社製(新品)で、座面も弊社独自に布製に張り替えて、インシュレーター(写真)もプラスティックではなく木製の掘り抜きです。
消耗品のハンマーも既に高級な新品に交換済みです。
残っている作業は、新品の弦とチューニングピンとピンブッシュの交換だけですが、仕事の空いた時間を利用して作業を行うのでまだまだ時間がかかります。
50年前のヤマハをなぜ手間をかけて再生するのか?
ということですが、今のヤマハと違いこの年代のヤマハは、良い木材を使い一生懸命丁寧な仕事をして仕上げていますので、外装と内部の消耗部品を交換してやると、外装の質も含め今の新品にはない魅力を醸し出します。
但し、新しいピアノを1台作るくらいの手間がかかり、今の下手な新品より高価になるのが玉に傷ですが、上質なピアノですので、お子様用ではなく違いわかる大人が味わいながらピアノ演奏を楽しむには最適な1台です。
違いがわかるピアノ愛好家の方のご試弾をお待ちしています!
ピアノの寿命