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ピアノは複雑なメカニズムを持つ繊細な楽器です

ピアノは外観からは頑丈そうに見えますが、内部のメカニズムは木やフェルトを主体とした複雑で繊細なメカニズムを持つ楽器です。

ピアノの要の打弦のメカニズム、これの歪みの修正と摺合せ調整が重要です。


新品でも一通りの調整には3日間の作業時間が必要ですが、これが中古品となると、今までの悪い癖や錆を取り、一通りの調整を行うには1週間程度の作業時間が必要なので、一旦納品された中古ピアノとなると一度ピアノをお預かりしないと物理的にも不可能に近くなります。

昨日、下記のようなご相談を受けました。

つい2週間ほど前に中古でヤマハC3(1984年製)を購入しました。指弾も軽く行ったのみだったので家でしっかり弾いてみると、鍵盤が重いことと音がこもっていることがかなり気になってしまいました。

練習をしていても指が空回りしたり重さで力んでしまったりして弾きづらいです。
調律師さんに聞いてみたところ、整調や整音をやれば変わるかもしれないと言われたのですが、しっかり丁寧に行うには技術のある人にやってもらう必要があると言われました。

そこで色々調べたところ、信頼のおけると思った浜松ピアノさんにたどり着きました。

整調、整音作業で鍵盤を軽く、音を煌びやかに、心地の良いタッチにするといった作業を行って頂けるのでしょうか?また、いくらほどの費用がかかるのか教えて頂きたいです。

中古ピアノ選びはプロでも難しい

鍵盤の動きをスムースにするためには地味な作業ですが、新品は勿論中古品なら尚更、ピン(バランスキーピン、フロントキーピン)磨きからは始める必要があります

 


 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


最近の不要ピアノ(中古ピアノ)の買い取り事情

不要ピアノ(中古ピアノ)の買い取り広告をよく目にされると思いますが、毎年、何十万台という数の日本の中古ピアノが中国を中心とした海外に輸出され続け、国内にはそろそろ程度の良い新し目の中古ピアノが少なくなってきています。

新品のピアノの販売が毎年減少するにつれ、それらの中古ピアノも少なくなり、特に中国からの中古ピアノの需要が強く、あればいくらでも売れるという状態が続いています。

弊社にも中国の上海の複数のピアノ店が通訳を連れて弊社に直接来店され「お金のこと、心配いりません」などと云われますが、中国への輸出は1個のコンテナに中古ピアノを30台以上積むので、とてもそんなに集まりませんとお断りしています。

中古ピアノが集まらないなかで中国からの旺盛な需要があり、ピアノを手放される方も何軒もの買い取り業者に買い取り価格の問合せをして、一番高い買い取り価格の業者に売るので、最近は業者の買い取り価格も急上昇してきています。

弊社1Fの中古ピアノコーナー


 


 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


中古ピアノ選びはプロでも難しい

中古車の価格は年式、型番、走行距離と人気で決まり、タイヤとバッテリーを交換すればすぐに売り物になりますが、ピアノの場合は、内部をどこまで手を入れるかで同じ中古ピアノでも性能(タッチや音色等)が全く違ってきます。

たとえば快適なタッチを実現するには地味で根気の要る作業ですが、先ずはピン(バランスキーピン、フロントキーピン)磨きからは始める必要があります。





その上で鍵盤のブッシングクロスの適正化(程度な遊び)が必要で、消耗が大きい場合は全て貼り変える必要があります。

鍵盤のブッシングクロスの貼り換え作業


中古ピアノが商品になるまでVol.1(弊社の場合)


 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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