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グランドとアップライトの音量の違い

グランドとアップライトの音量はほぼ同じ

実はアップライトとグランドが出す音のエネルギーはほぼ同じで、たとえばヤマハのグランドのC3と高さ131㎝クラスのアップライトでは出てる音のエネルギーはほぼ同じと云われています。
ただグランドは音が上下に抜けるので音量が大きく聞こえますが、アップライトは前面が蓋で覆われて、裏側は壁に向けて音が出るので演奏者からみると音量が小さく聞こえます。


アップライトの裏側、響板が壁に面して置かれます



グランドは響板が下に向き床面に向けて音が出ます

グランドは音が上にも抜けるので気持ち良く天屋根が反響版になり遠くに音を飛ばすこともできます

上の蓋(天屋根)を閉めても演奏者にダイレクトに音が届きます

 

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弦楽器等、他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノに対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
  浜松ピアノ店代表 植田 信五  筆者プロフィール                                    

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


調整後に鍵盤の鉛調整で初めて均一なタッチ(重さ)になる

鍵盤が重め軽めは好みの問題ですが全ての鍵盤を均一な重さに調整すると相当に弾き易いピアノになります。しかし大概のピアノは鍵盤の重い鍵盤と軽い鍵盤が存在します。

鉛調整で初めて鍵盤が均一な重さになります

鍵盤には鉛が埋め込まれていますが、スタインウェイやファツィオリ等の高級輸入ピアノは、メーカーで鍵盤やアクションが丁寧に調整された上で、鍵盤一つひとつの重さを測り適切な位置に鉛を埋め込むので、最初から全ての鍵盤の重さが均一になっていますが、これは高級ピアノならでは仕様です。

しかし量産される国産ピアノは最初から調整が不十分なので(この状態での鉛調整は意味がない)、あらかじめ鉛を埋め込む位置を決めて同じ位置に埋め込むので、個々の鍵盤は重い鍵盤と軽い鍵盤になります。

これを高級輸入ピアノと同じように最初に丁寧な調整をしたうえで、一鍵一鍵重さを測り鉛の位置を決め、鉛調整(鉛を埋めなおす)をやると均一な重さの鍵盤になり、ずいぶん弾き易いピアノになります。

鍵盤の下側に線が引かれ、あらかじめ鉛の位置が決められている国産ピアノ

鍵盤には必ず鉛が埋め込まれています

一鍵、一鍵、何グラムで鍵盤が下がるか調べます


鉛を抜いて穴を埋め木します





新しく鉛を埋める穴をあけます


鍵盤の鉛調整を動画でご案内しています


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これからのスタインウェイ社の厳しい経営環境

原因はメインの中国市場の急激な落ち込み

ピアノの中国での販売が9割ダウンと激減しているようで、その急激な変化に中国市場頼みのヤマハ、カワイを含め大半のピアノメーカー苦慮しているようです。

なかでもスタインウェイ社は中国がメイン市場で、最近はハンブルグ工場の半数が中国向けの単価の高い自動演奏の生産をしており、またNYスタインウェイも売れておらず工場稼働率を確保するために、日本の輸入分を含め小型のスタインウェイはNY工場でハンブルグ仕様を生産しています。

中国以外では売り上げをカバーできない

年産数千台の生産を誇るスタインウェイですが、顧客の大半が中国の富裕層だったスタインウェイ社にとって、中国というメイン市場を失ったことで、他に中国に替わる大きな市場がないことを考えると今後の経営は相当厳しいものがあるようで、少々のリストラでは立ち行かないと思われます。

今はスタインウェイの強力なライバルのファツィオリが登場していますが、こちらは年産数千台のスタインウェイに較べ、頑張って年産150台程度なので、従来、商品不足で苦労しているようなのでこちらは安泰ということになります。





お勧めブランド スタインウェイ

お勧めブランド ファツィオリ


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