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大きさによる性能差はどこにあるのか?

大きいピアノではフルコサートピアノが奥行き274cmで、小さい方ではアップライトの高さ115㎝で、大きささ(主に低音部の弦の長さ)には2倍以上の差があります。

理論的にはですが、音量の大きさは勿論、性能的な違いは大きい分だけ低音域の弦(巻線)が細く長く張れるので低音域の響きが魅力的になること、もう一つは鍵盤の奥行きが長くなる分弾き易くなるということが言えます。







しかし最近は部屋のインテリアに似合う木目でコンパクトなピアノを希望される傾向がありますが、コンパクトなピアノでも丁寧に調整をすると調整が省かれている大きなピアノより性能的にもむしろ魅力的になります。








価格設定は大きいピアノが高価で小さなピアノが安価ですが、1台のピアノを作るコストは、実際には大きくても小さくても材料費が多少違う程度でそんなに大きく変わらないようです。

ですからメーカーは大きなピアノが高利益を生みますし、同じ理由で高額なプレミアムシリーズとレギュラーシリーズも、メーカーの製造コストは価格差ほど違わないので、メーカーの利益が多くなります。



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植田 信五


中国でピアノを作るのは中国の高い関税のため

今ではすでに欧米や日本ではピアノの需要は少なく、最近は中国が世界最大のピアノの消費市場になっています。

従来のように欧米や日本でピアノを製造して中国へ輸出すると35%の高額な関税がかかるので、中国で有利にピアノを販売するためには、日欧米のピアノメーカーは中国に工場を持つか、中国で委託生産する必要があります。

ですから日欧米のピアノメーカーは中国で委託生産した自社ブランドのピアノを中国国内で販売、その残り?を関税のかからない日本や欧米に逆輸出しているのが実情です。

ちなみに本国で全て生産されたピアノをファーストライン、部材品目で輸入して本国で最終組み立てしたピアノまでがセカンドラインでドイツ製、日本製の表示になります。
サードラインは中国で全て生産されたピアノで、ここで初めて中国製の表示になります。

このなかでセンカンド・ラインとサード・ラインには仕上げや性能的に大きな違いはないのですが、サードラインで生産国表示が中国になると、特に我々日本人にはやや抵抗感がありますが、老舗のヨーロッパブランドが本国生産の1/3程度の価格で購入でき、これを日本で丁寧に調整をすると価格、性能とも魅力的なピアノになります。

中国№3のハイルーンのピアノ工場を視察中の習近平さん
ちなみに№1はパールリバー(国策会社)№2杭州ヤマハ






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植田 信五


ピアノの選び方とその問題点

世の中のほとんどのピアノは持てる性能の半分ほどしか出ていません。

その訳はピアノは鍵盤から複雑な構造のアクションを通して打弦する楽器ということが十分に理解されず、メンテナンスも調律だけで済まされているからです。

いかなるピアノであれ、複雑なメカニズムを丁寧に調整しないと本来の性能が発揮されず、演奏者の意図したように表現力豊かな演奏ができるピアノにはなりません。

この事実をHPで繰り返し訴えていますがご理解頂ける方はまだ少数です。

ピアノは複雑なメカニズムを介して打弦する楽器です




丁寧に調整されたピアノ同士を比較試弾しないと試弾の意味がありません



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