[ ]若く優秀な調律師を育ててください!
よく「お薦めの調律師さんを紹介してください」というお電話を全国から頂きますが、いろいろ調律師を変えても満足が行くようなタッチや音色に仕上げてくれる調律師さんが少ないのでは?と思われます。
ピアノのメンテナンスの基本は、最初に演奏者のご不満と希望(お好み)を十分にお聞きしてから、整調・調律・整音を手を抜かず順に行った後にチェックしてもらい、さらに細かい希望に沿った最終仕上げをするということになりますが、目に見える効果を出すには最低でも1日の作業時間は必要になります。
作業時間のイメージ図
その後も半日かけて同様のメンテナンスを何度かしていけば、ほぼご希望通りのピアノに仕上がると思いますが、どんな名人でも、中華の鉄人のように短時間で演奏者好みに仕上げるのは無理があります。
かくもピアノという楽器は複雑でデリケートで厄介な楽器なんですが、いかなるピアノであれ、時間をかけて丁寧に整調してからお好みに合わせた整音を行うとオーナーにとって魅力的なピアノに仕上がるのは間違いありません。
このようなピアノという楽器の特異性を知って頂くと必然的に優秀な若い調律師も育ってきて、世の中に表現力豊かなピアノが増えますので、結果的に聴く人を魅了するような優秀なピアニストもたくさん育ってくると思います。
ちなみに弊社の調律師の三木は、本日から1泊2日で四国の松山まで出張メンテナンスに出向いています。ピアノは確かファツィオリ、スタインウェイとヤマハだったと思いますが、高級ピアノに限らず、いかなるピアノであれ(中古ピアノでも安価なピアノでも)丁寧に手を入れると弾いて気持ちの良いピアノに仕上がります。
ピアノの調律とメンテナンス
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