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ピアノ調律師のやりがいと収入は?



調律師のやりがい

筆者が信頼する複数の調律師に質問をしたところ、やはりお客様が快適なピアノになったと喜んでくれるのが一番嬉しくて、それが調律師としてのやりがいと答えてくれました。

調律師の身分は2種類

ピアノ販売会社の社員、個人事業主(委託調律師)の2種類あり、しかも高い技術力を持った調律師になるにはそれまで低賃金の長い下積みが必要です、しかし仮に高い技術力を身につけても収入は一般の会社員より低いのではないでしょうか。

ピアノ販売が伴う場合は販売利益から儲けが出るので調律代金は安く設定されており(お客様側からみると十分高い)これが調律代金の指標になります。

調律師の収入が低い訳

一軒あたり数万円を持って帰る調律師は良い収入と考えられていますが、1台のピアノを快適に仕上げようとすると、整調・調律・整音作業に最低でも半日は必要なので一日の訪問件数は2軒が限度で、さらに移動時間や移動費用もかかります。

ちなみに車や歯科医師等は予約制なので、お客様が時間通り車(患者)を持ち込んでくれるので効率良く仕事ができますが、ピアノの場合は1軒1軒、お客様宅に出向かなければならないので非効率です。

 ベテラン調律師の愚痴

ある調律師の愚痴ですが、ピアノ講師の調律にお邪魔して2時間で2万円頂いたそうですが、調律師の時給は1万円で良いですねと言われて頭に来て二度とその先生宅には行かないと怒っていました。

しかしなぜ低収入でも調律師の仕事をやるかと言えば、快適なピアノになったというお客様の評価、喜びが調律師の一番のやりがいということのようです。

逆にいえば、手間を省けば多少の高収入が得られるかも知れませんが、その分、お客様の喜びの声が少なくなり、長期的には信用も落ちますが、これは調律師や販売店の哲学の違いになります。


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弦楽器等、他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノに対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
  浜松ピアノ店代表 植田 信五  筆者プロフィール                                    

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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