[ ]スタインウェイとヤマハ、カワイの性能差
過去にピアノの性能(表現力)は、価格の差ほどの違いはないという趣旨をピアノ日誌に書いた所、あるピアニストの方から異論を頂きました。
曰く「スタインウェイが10の表現力があるとすれば、ヤマハは3か4の表現力しかない」と言われました。
いろいろなホールでピアノを弾く機会があるピアニストからすると当然で、実際に多くのホールにあるピアノはそうだろうと思います。
しかし例えばショパンコンクールに持ち込まれるピアノは、高級ブランドのスタインウェイやファツィオリに加えてヤマハ、カワイも持ち込まれますが、ヤマハ、カワイを選択する演奏者も多くいることを考えると、丁寧に調整すると個性の違いはあって性能差はほぼなくなるのではと思います。
なぜホールのピアノはスタインウェイとヤマハの性能差が大きいのか?
日本のホールのスタインウェイは演奏会ごとの調律に加え、別に1年に1回、保守点検と称して2日かけて調整をする習慣がありますが、ヤマハ、カワイには保守点検の習慣がなく、調律だけで終わっているからそれだけの性能差が出るのだと思います。
ホールのスタインウェイの保守点検風景
ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に
大半のピアノに欠けている調整ですが、調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか!資料で分かりやすく解説をしています。
無料進呈していますので、ぜひ、お申込み下さい。
ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載。全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです
グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分