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ピアノはアナログ技術の塊です

デジタル技術全盛の時代ですが、その対極にあるのがアナログ技術の塊のピアノという楽器です。

木を主体にフェルト類も使われ、それらの伸縮や歪みの修正が必要です




一見時代遅れに見えるアナログ技術ですが、コピーペーストですぐに真似ができるデジタル技術に比べ、アナログ技術は奥が深く生産性も悪く、また技術を習得するには相当な熱意と年月が必要なので、体得できている調律師、特に若い調律師はほとんど育っていません。

今回の韓国への輸出厳規制が行われた超高純度の物は、実は高度なアナログ技術が必要だそうで、日本の輸出品というのは高度なアナログ技術が必要なものが多いそうですので、将来にわたって国を挙げて若いアナログ技術者を育てる必要があるようです。

高度なアナログ技術が必要な最たるものがピアノの出荷調整やメンテナンスです。

ピアノはいくら高精度な機械で加工・組み立てしても、最後は調律師の手で一つひとつ伸縮や歪みを丁寧に擦りわせ調整しないと本来の性能は発揮しません。






本来の出荷調整(Prep up)とは?

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、一見時代遅れのようの

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


新品ピアノほど出荷調整が効率的です!

「鉄は熱いうちに打て」という格言があるように、一度ついた癖を修正するには二重以上の手間がかかるので、まだ変な癖がついていない新品ピアノのメカニズム系の歪みを納品前に修正やれば、正常な状態で安定します。

新品ピアノでも出荷調整を一通りやるには手慣れた調律師でも3日ほどの作業時間が必要ですが、調整を省いた新品ピアノの演奏の繰り返して、一度間違った癖がついてしまってからでは、それを修正するにはお客様宅で少なくと3日以上の作業時間が必要なので現実には困難です。

丁寧な調整をされたピアノとそうでないピアノを比較すると、同じ銘柄のピアノでも、カラオケのマイクを高級品に変えたように、音色はもちろんですが、鍵盤も軽くて弾き易く、演奏者の意図したような演奏が可能です。

これはいかなるピアノであれ、粒が揃ったピア二シモが綺麗に出せて、大きな音も力まず出すことができるので表現力豊かなピアノになります。


ピアノの性能を大切にお考えの方は是非、下記のリンク先を順にご覧ください。

№1 鍵盤調整  まずは全ての土台になる鍵盤整調から始めます




№2   キーフロントホール整調作業の動画(56秒)
 




№3   棚板(ベティングスクリュー)の調整作業の動画(55秒)


 


№4 鍵盤傾き調整と高さ調整作業の動画(59秒)






№5 弦合わせ調整作業の動画(57秒)





№6   サポート合わせ調整作業の動画(56秒)






№7    バックチェック合わせ調整作業の動画(54秒)


№8 ジャック前後・高さ調整


ジャック前後調整作業の動画(41秒)

ジャック高さ調整作業の動画(39秒)





№9    鍵盤の深さ調整

白鍵の深さ調整作業の動画(48秒)



黒鍵の深さ調整作業の動画(51秒)





№10 ハンマー接近調整作業の動画(59秒)





№11    ハンマードロップ調整作業の動画(42秒)

 

 

№12   打弦距離調整作業の動画(58秒)






№13   ハンマーストップ調整作業の動画(57秒)


 



№14   レペティションスプリング調整作業の動画(59秒)



№15    ダンパー調整作業

ダンパーレバー・ブロック調整作業の動画(57秒)

 



ダンパーかかり調整作業の動画(59秒)

 

ダンパー総あげ調整作業の動画(58秒)

 

ダンパーストップレール調整作業の動画(60秒)
 


№16 調律作業の動画
(50秒)

 

№17    ハンマー弦あたり調整作業の動画(56秒)

 

№18 ハンマー弾力調整作業の動画(59秒)



当店でピアノを選ぶメリット

ピアノの調律とメンテナンス
 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


デジタル技術とアナログ技術の違い

半導体の製造に必要な3品目の対韓輸出規制で揉めていますが、実はこの3品目は究極のアナログ技術で日本が世界に誇る技術のようです。

アナログ技術は簡単に真似できない

デジタル技術はコピペで簡単に再現(真似)できますが、究極のアナログ技術はコピペが不可能で、完成までに長期間の精密な試行錯誤が必要で韓国で国産化するのは不可能に思えます。

本来の調律師の仕事も超アナログ技術です

ピアノは鍵盤やアクション部分に使われている木やフェルト類の部品だけでも約
6000個と云われていますが、自然素材故に必ず個々の部材の伸縮や歪みが出てきます。

木とフェルトを多用したピアノのメカニズム


これを一定の方向性とバランスを保ちながらの、調律師の手で一つひとつ歪みや伸縮を修正しながら最適な擦り合せの調整をしないと、いかなる高級ピアノであれ本来の性能を発揮しません。

しかし精密調整が出来る調律師を育てるには繰り返しの訓練に長い年月がかかるので、精密調整ができる調律師の数も極端に少なく、余分なコストもかかるので高級ピアノも含め大概のピアノの調整が省かれていることをご存じでしょうか?





ピアノの調律とメンテナンス

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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