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出荷調整の有無で性能に大きな差が出ます

出荷調整(プレップ・アップ)とは

納品前にメーカーまたは販売店で、メカニカル部分(鍵盤、アクション、ダンパー等)の歪みの修正と擦り合わせ調整の作業で、一通りの調整には新品のアップライトで2日間(16時間)グランドピアノで3日間(24時間)の作業時間が必要です。

弊社の出荷調整作業を動画でご案内しています

しかしながら出荷調整をコスト換算すると15万円以上のコストアップになるので、現実には1千万円クラスのピアノ以外大概は省かれています。

この出荷調整の有無での性能(タッチ、音色、表現力)差は100点満点で30点ほどの差(中古ピアノはそれ以上)が出ますが、出荷調整の重要性は残念ながら一般の方は勿論、メーカー幹部や業界関係者さえ十分に理解されていません。

ピアノはアナログ技術の塊です

いかに材料を吟味し高度な工作機械を使って製作しても必ず木材の収縮や歪みが生じフェルト類の擦り合わせも不完全なので、これを人の手で一つひとつ最適化する必要する必要がありますので、その意味でピアノはアナログ技術の塊です。

丁寧な出荷調整の結果として

メーカー、高級、安価、中古、新品に関わらずいかなるピアノであれ、丁寧な調整の結果として初めて、力まず大きな音が出せピアノ二シモも綺麗に出すことができ表現力豊かなピアノになります。









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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


中古ピアノ選びの落とし穴

中古ピアノの選定基準は製造年、メーカー、型番、外装の美醜、そして以前の設置環境や使用頻度がありますが、これだけの情報では不十分です。

外装の美醜はすぐにわかりますが、古いピアノを本来の性能まで回復させるには、以前の環境や演奏者の癖を一度リセットしてから丁寧に整調と整音をする必要があるので、本来の性能を発揮させるには新品の何倍もの手間(コスト)がかかります。

しかし安価な値づけのために大半が手間(コスト)がかかる内部の丁寧な調整が省かれているので、弾き難く表現力の劣る中古ピアノが大半です。

中古ピアノは部品の経年劣化した箇所も多く(部品交換の必要性)、さらに新品から30~40年も経過すると高級ピアノであってもチューニングピンが緩んできて調律が短期間で狂うようになってきますが、そうなると後から何十万円単位の修理費が必要になります。

このような背景を考えると中古ピアノ選びにはリスクが多いので、信頼できる販売店でじっくり試弾して選定する必要があります。

内部に複雑なメカニズムを持つピアノという楽器

手作業でピンの錆を落としてから磨きの作業が必要

古いピアノはチューニングピアノが緩んできて調律が狂うので、ワンサイズ大きなピンに交換する必要がありますが、その際に弦も新品に交換します。


何かとハイリスクの中古ピアノですが、きちんと手が入った中古ピアノならば同クラスの新品ピアノより魅力的になるはずです。

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


中古ピアノの再生には相当な手間をかける必要があります

最近は中古ピアノ不足で業者の買い取り価格も高くなり、しかも程度の良い中古品は少なくなっていますが、これを一度リセットしてから丁寧な調整してから整音をするには新品ピアノの倍以上(1週間ほど)の作業時間(コスト)が必要になります。

>中古ピアノが商品になるまで

最低限の外装磨き、調律、必要な修理を別にして、必要な内部の丁寧な調整や整音作業をすると20万~30万円の余分なコストがかかります

中古ピアノは安くなければ売れないので、絶対単価の安い40万~50万円のアップライトの中古品の場合は、本来必要な丁寧な調整を施すと下手をすると業者側が原価割れになってしまいます。

そのような事情から内部の丁寧な調整や整音はほぼ期待できないのが実情です。

弊社の場合は、たとえ安価な中古ピアノであっても、調整や整音の重要性を理解していますので、手を抜かず高級ピアノと同じように丁寧に調整、整音しています。

弊社の中古ピアノを一度ご試弾頂くと調整の有無をすぐに体感頂けます






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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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