ピアノの性能を最大限引き出すために

Tuning & Maintenance

相性の良いピアノとの出会いのために

Choosing a piano

ピアノ日誌

Piano Diary

Home>ピアノ日誌

好みのスタインウェイが1台もなかったエピソード

世の中に万人が良いというピアノは存在しないことをご理解頂くために、過去のご契約時のエピソードをご紹介させていただきます。

①1台も気に入ったスタインウェイがなかった

ピアノ講師の方ですが、スタインウェイが好きで結婚を機にスタインウェイを購入すると決めていたそうで、それまで何軒ものピアノ屋さんのスタインウェイを試弾して回られたそうですが、1台も気に入ったスタインウェイはなかったそうです。



ということで弊社にもお母さまとご一緒に三重県からご試弾に来られましたが、やはり弊社のスタインウェイも好みのスタインウェイでなかったようです。

そこでどのようなスタインウェイがお好きなのか詳しくお聞きして、彼女の好みのスタインウェイに仕上げることにしましたが、タッチと音色(整音)の変更には数時間は必要なのでその間に日本三大名園と云われる岡山の後楽園にご案内しました。

待つこと数時間、後楽園から店に帰って再試弾されたスタインウェイですが「これこれ、これが私が探していたスタインウェイ」ということでご契約いただきました。

岡山の名所と云えば後楽園




②スタインウェイの同型3台を試弾するもイメージと違った

もう一件ご紹介しますと、弊社でスタインウェイをご試弾頂き、後日スタインウェイジャパンで新品の同型を3台からの選定になり、一通りご試弾いただきましたが「どれも自分のイメージしたスタインウェイと違う」ということで購入を見合わせるということになりました。

後日、お好みを詳しくお聞きしてから弊社の展示スタインウェイを思い切ってお好みの音色とタッチに仕上げてからご試弾いただきましたところ、このスタインウェイが欲しいということでその展示現品をご購入頂きました。

実はホロヴィッツはスタインウェイがあまり好きではなかった

余談ですが、ホロヴィッツはスタインウェイアーティストとして知られていますが、実はホロヴィッツはスタインウェイの音色もタッチもあまり好きでなかったそうですが、それを専属調律師のフランツ・モアさんがホロビッツ好みのスタインウェイに苦労して仕上げたそうです。

ピアノという楽器はイージーオーダーという考え方があります

 

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に弊社作成の資料を無料進呈しています 

資料をご覧になった方の感想

弦楽器や他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノという楽器に対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。

浜松ピアノ店代表 植田信五 

筆者プロフィール


資料内容の詳しいご案内のページへ


ネット上では公開できない業界の矛盾店や裏話を満載、全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです DVD付



株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ日誌Piano Diary


不要・中古ピアノ買取
ピアノ聴き比べ