[ ]ピアノの選び方とその問題点 ⑤
外装選びについて
黒艶出しの他に、木目の代表的なものではマホガニーとウォルナット(艶出しと艶消しがあり黒より高価になる)があり、いずれも艶出し(外装を堅いポリ塗料で覆っている)が一般的ですが、ピカピカして嫌という方には艶消しの選択肢もあります。
多彩な外装(木目)が選択できるペトロフピアノの外装見本
艶消しは木の自然な感じがして落ち着き、アンティーク家具の雰囲気が魅力的ですが、表面の保護膜のポリがないぶん傷つき易く、色落ちにも敏感で、一旦傷をつけると完全に傷を補修するには、傷をつけた一面の全面修理が必要なので厄介な面もあります。
性能は勿論大切ですが、家のなかに置くピアノという観点からすると、他の家具とも馴染む好みの外装のピアノを選ぶと一層癒しの部屋になるので、その意味では外装選びも大切です。
大概のメーカーは黒を中心にピアノを生産していますので、木目を選ぶと、価格も高く納期が半年以上かかるものが多いのですが、最初から木目を中心に少量生産している、たとえばペトロフピアノなどは黒も木目もお値段も納期も変らないメーカーもあります。
ペトロフP118C1 チッペンデール ウォルナット艶消し仕上げ
お薦めブランド ペトロフピアノ