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伝統工法で製作される純ヨーロッパ製のペトロフピアノの魅力

純ヨーロッパ製ピアノは、全てヨーロッパで製作されているピアノのことですが、今では少量生産のハンブルグスタインウェイやイタリアのファツィオリ、オーストリアのベーゼンドルファー等の高級・高額ピアノを除けば数が少なくなっています。

そのような背景からヨーロッパではいつの間にかチェコのペトロフ社がヨーロッパ最大のピアノメーカー(台数ベース)になりました。

実はペトロフ社は4つのブランドを持ち、2つのブランドは中国で作り中国で販売するピアノ、あと一つは中国で中身を作り外装をペトロフ社で作るブランド(ヨーロッパ製の表示になります)がありますが、今のところ唯一、ペトロフブランドだけが全てチェコの工場で伝統的な製法で製作されていますが、それも最近は時代の要請で生産の合理化が求められて難しくなってきています。



今のところペトロフは純ヨーロッパ製ピアノの中では最も安価に購入できるのが魅力ですが、それでもコストアップで毎年値上げされて高額になってきています。

ペトロフピアノの魅力のポイントは? 

ペトロフピアノの魅力は、合理化された現代のピアノ作りに較べ昔ながらの伝統的な工法(合理化が遅れている)で1台1台手間をかけて作ることで、何とも言えないプリミティブ(原始的)な魅力があり、長く愛着が持てるピアノです。

屋外で自然乾燥した無垢材が多く使われる

工場の生産が昔ながらのローテクで、1台1台手作業の行程が多く残る

消耗部品にはドイツの高級部品メーカーの部品を使っています。

昔ながらのレトロな作業現場 ペトロフの工場にて(いずれも筆者撮影)
















ペトロフの工場はチェコのプラハから東に140㎞、人口10万人ほどの田舎町のクラローバにあるために、今のところヨーロッパでもまだ比較的安い人件費で地元の優秀な技術者を安定的に確保できていますが、情報を総合するとこれからはそれも難しくなってきているようですので、ペトロフを購入するなら今がチャンスのように思います。

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