[ ]オーストラリアから興味深いご相談をいただきました!
御社のお勧めのフォイリッヒのピアノがオーストラリアのメルボルンのお店にあると分かったので見に行ってきました。浜松ピアノ店様のような調整はされていないかと思いますが、タッチや音がとても好みだったのとお手頃価格なので購入しました。
試弾した時に、高い方の音の9個くらいの鍵盤が他の音に比べきーんとなるような音がするしているのでそこだけ気になっていたので・・・・
オーストラリアでは調律師の1日の調整費がA$1400
もしこのままだったら・・・と不安で、こちらで、ピアノを1から組み立てて売っているという女性がいると知り連絡してみると、regulation という作業で丸一日かかるがやっているということでした。費用はオーストラリアドルで1400ドル(日本円で13万円)ということでしたので・・・・
丸一日のregulation(調整)の1日の費用がA$1400(日本円で約13万円)、これがオーストラリアの一般的な料金かどうかわかりませんが、その位の金額を取る調律師もいるということに驚きました。ちなみに日本では調律師の1日作業の上限は5万円ほどが相場です。
しかしこれからの若い調律師は英語を習得して、積極的に海外に出てジャパンクオリティを売り物して大いに稼げるのではと思いました。
ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に
大半のピアノに欠けている調整ですが、丁寧な調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか資料で分かりやすく解説をしていますので、ピアノを選ぶ前やメンテナンスにもぜひ参考にして下さい。
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ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載
全44ページのピアノ選びやメンテナンスの新しいバイブルです
間違いだらけのピアノ選び ~ 目 次 ~
【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない
◎ピアノは8千個の部品◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器
◎仕上げが整音
◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない
◎ピアノはセミオーダーの楽器です
【第二章】調整によるエピソードのお話
◎中古ピアノが高い勉強代に
◎安価でも高級ピアノより魅力的
◎ブランドを信じて購入したが失敗
◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満
◎値段ほど差がない高級ピアノ
◎好みのスタインウェイがなかった
◎丁寧な調整でヤマハでも満足
◎好みのスタインウェイを求めて
◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?
◎ヤマハは温泉に浸かったような音?
◎ピアニストと専属調律師のお話
◎腱鞘炎になって困っている
【第三章】中古ピアノの問題点
◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い
◎さらなる中古ピアノの問題点
◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?
【第四章】調整シーンを写真でご案内
◎グランドピアノの調整作業
◎アップライトの出荷調整作業
【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ
◎最近のピアノの生産事情
◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語
◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ
【第六章】日本のピアノ事情
◎毎年減少する日本のピアノ市場
◎余談ですがスタインウェイについて
【第七章】筆者のブランド選びの見解
◎コストパフォーマンスが高いか否か
◎ピアノは素材という考え方
◎メンテナンスについて
グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能(タッチ、表現力)が大幅に向上することがご理解頂けます。
DVD全24分