[ ]最近、ピアノ教室(先生)選びで個人的に思うこと
田中先生のファツィオリ試弾記念写真(ピアノフォルティにて)
中央がNHKもう一つのショパンコンクールで一躍有名になった調律師の越智氏(私の師匠)右側がハンガリー出身のフェケテ氏です。
本題ですが、職業柄、たくさんのピアノの先生とお付き合いがありますが、弊社のピアノ教室に、私の現在の価値観から見て凄い(素晴らしい)先生がいます。
どのように凄いのか?ということですが、初めてお会いした時の自己紹介で云われたのが「私は今まで嫌いな人に会ったことがない!」という言葉です。
その時の私の印象は「ウッソー、またまた、そんなことあるわけネージャン、さすがにハッタリもここまで行かなければインパクトないものね、よく云うわ」という位の受け止め方でした。
それからもう十年近く経ち、何度かお茶をご一緒したことがあるのですが、会話のなかで、相手(私)の長所?を的確に指摘して、それを上手く口に出して表現して、それに感謝の言葉を添えてくれます。そして決して欠点は口にしません。
結果として、別れた後、何とも幸せな気持ちになりますので、未だに100%は信じられない気持もあるのですが、今では前述の言葉はまんざら嘘ではなかったと思っています。
弊社3Fの発表会風景
別にピアノの先生に限りませんが、彼女を見ていると、指導者としては弟子の欠点を是正することも大切かも知れませんが、それ以上に、生徒の長所を伸ばすということが最も大切なことのように思います。
かつて「僕って、褒められて伸びるタイプなんです!」と云った芸能人がいましたが、大概の人はそうだろうと思います、なので、たぶん、彼女のご主人は相当伸びるのだろうと思うと羨ましい限りです。
そんな彼女なので、目下、彼女のピアノ教室の空時間はゼロ、なにせ途中止めの生徒さんがほとんど皆無で、転勤等の事情がない限り空ができず、いつも生徒さんが一杯です。
そんな先生に、ぜひピアノを習ってみたいと云う方がおられましたらあらかじめご予約下さい、空き時間ができましたらご案内します。