[ ]コンサートチューナーの表に出せない裏事情
コンサートチューナーと言えばピアノコンサートの際に調律を担当する調律師のことで調律師としては名誉なことです、しかしその背景には表には出せない事情もいろいろあるようですが、今回はその一部をご紹介します。
コンサートチューナーには、コンサートの曲目と演奏者の希望に合わせたチューニングを早く正確にできる高い能力が求められますので、その要求に応えられるコンサートチューナは技術的に高く評価されます。
一番の問題は整音にあります
整音はハンマーに針を刺したり削ったりして音色を変える作業ですが、これはあまりやり直しが出来ず、最悪の場合ハンマーの交換が必要になりその費用は100万円超えになります。
なかには有名演奏者の希望でハンマーに針を刺し過ぎて、そのホールを出入り禁止になった調律師もいるようですが、最低限の条件としてピアノを壊さないというがあります。
音色の好みは演奏者によって異なります
国際コンクールの場合はメーカー持ち込み(メーカー所有)のピアノなので、最終予選で優勝の可能性の高い演奏者に合わせた整音ができますが、公共ホールのピアノは極端な音色の変更はできないので、演奏者から強く希望されても対応が出来ず、演奏者から不満を頂くことも多いようです。
ピアノという楽器はイージーオーダーという考え方
元スタインウェイの技術社員 鈴木麻里氏 反田恭平氏等のコンサートを担当
ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に
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構造がシンプルな弦楽器等と違い複雑なメカニズムを持つピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、その特殊性をご理解頂くとピアノに対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
浜松ピアノ店代表 植田 信五 筆者プロフィール
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