[ ]出荷調整費用は頂いていません
弊社はメーカーから倉庫に入荷したピアノを一旦、弊社の店頭で開梱・組み立てしてから出荷調整をしてから再び梱包してからお届けしています。
一通りの出荷調整には手慣れた調律師でも3日間の作業時間が必要ですが、空き時間を利用して調整するので大概は1週間以上かかります。しかし同じピアノでも出荷調整作で30%以上、音色、タッチ、表現力が向上します。
この出荷調整の費用ですが、倉庫からの移動運送費と手間(3日間の作業時間)で25万円以上のコストアップになりますが、ピアノを定価で購入頂くことで、今のところ出荷調整費用は頂いていません。
下記の写真は20年ほど前の写真ですが、当時のスタインウェイジャパンではこの部屋で3日間の出荷調整を行ってから出荷されており、私はこの出荷調整作業を見てから出荷調整の重要性に目覚め、以降、弊社でも独自に出荷調整を行うようになりました。
※現在のスタインウェイジャパンは、高額なスタインウェイにも関わらずコスト優先で出荷調整には3日間必要なところが5時間に制限されていると聞いています。
20年ほど前のスタインウェイジャパンの出荷調整の部屋
調律師の越智氏とアレックワイル氏(現在は共にファツィオリジャパンに所属)
新品グランドピアノの店頭での出荷調整風景
ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に
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ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載。全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです
間違いだらけのピアノ選び ~ 目 次 ~
【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない
◎ピアノは8千個の部品◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器
◎仕上げが整音
◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない
◎ピアノはセミオーダーの楽器です
【第二章】調整によるエピソードのお話
◎中古ピアノが高い勉強代に
◎安価でも高級ピアノより魅力的
◎ブランドを信じて購入したが失敗
◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満
◎値段ほど差がない高級ピアノ
◎好みのスタインウェイがなかった
◎丁寧な調整でヤマハでも満足
◎好みのスタインウェイを求めて
◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?
◎ヤマハは温泉に浸かったような音?
◎ピアニストと専属調律師のお話
◎腱鞘炎になって困っている
【第三章】中古ピアノの問題点
◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い
◎さらなる中古ピアノの問題点
◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?
【第四章】調整シーンを写真でご案内
◎グランドピアノの調整作業
◎アップライトの出荷調整作業
【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ
◎最近のピアノの生産事情
◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語
◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ
【第六章】日本のピアノ事情
◎毎年減少する日本のピアノ市場
◎余談ですがスタインウェイについて
【第七章】筆者のブランド選びの見解
◎コストパフォーマンスが高いか否か
◎ピアノは素材という考え方
◎メンテナンスについて
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