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ピアノ選びの予算別の解説です

どこのピアノが良いか?と云う漠然とした疑問をお持ちの方も多いかと思いますが、本欄ではこの問題を別の切り口でご紹介します。

①予算が十分あり2千万クラスでも問題ない場合

これは迷うことなくファツィオリがお勧めです。
その理由は作り手、この場合は創業者オーナーのパオロ・ファツィオリさんが弾き手にとって最良のピアノを作るという強い意志があるので、考えられる最高のものをピアノ作りの全てに採用しているからです。

今のスタインウェイはいわゆる株主資本主義、つまり短期間でいかに最高の利益を作り出すという投資家の考え方で、そのためのピアノ作りと販売政策です。

スタインウェイとファツィオリの根源的な違い



②予算が多めにあり、趣(おもむきの)のあるピアノ選び


今は少なくなりましたが、純ヨーロッパ製ピアノは趣があり魅力的な音色を奏でるピアノが多い。
その理由は昔ながらローテクで作られ、時間をかけて外で自然乾燥された木材をが使われるため、無理なく箱全体で鳴るので、メーカーにより味付けは異なっても自然に良く鳴り趣があります。





③ヤマハ、カワイ、ヨーロッパのピアノ

近代的な設備の工場で木の材質も合理化されて作られるので音色に趣が欠けますが、品質が安定して安心して購入できます。これも丁寧に調整して好みの音に整音してやるとそれなりに満足度の高いピアノになりますが、一応国産やドイツ製ピアノの表示があるものの現実にはメイン工場は中国やインドネシアです。

ピアノの生産国表示はあてにならない。




④安くて魅力的なピアノ

最近は日本でも一部ファンに注目されていますが、③とよく似ていますが、最近はヨーロッパの老舗ブランドの多くがコストが高いヨーロッパでの生産をやめ中国で委託生産されています。これは中国製という表記になりますが、これを丁寧に調整して整音してやれば、相当に魅力的な性能になりますので、安価で魅力的なピアノをお考えの方にお勧めです。

ヨーロッパブランド(中国で委託生産)のGPが人気です!

ピアノの性能は高品質なメンテナンスで決まる





ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

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弦楽器や他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノという楽器に対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。

浜松ピアノ店代表 植田信五 筆者プロフィール


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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