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お客様からみる最近の中国のピアノ事情

以前、中国の大連から弊社に来店され、国産の中古ピアノをグランドを含め5台も購入されたお客様です、尚、お支払は前金、現金(ピン札)一括払いでした。

お二人のお話によると、中国にはまだ調律師が少ないようで、弊社の三木君の調整の説明を熱心に聞いてくれ、大連まで来てくれるといくらでも調律の仕事を紹介するし、料金の方も日当5万円と顎脚付き(宿泊、交通費つき)でOKとのお話でした。





次期大統領のトランプ氏は、中国からの輸入品に45%の関税をかけると豪語されていますが、ピアノは日本から輸出すると中国に35%の関税を取られ、逆に中国から日本へのピアノの輸入は関税がゼロなので、不公平な関税になっていますので、メーカーとしては中国でピアノを生産するしか他に方法がないようです。

つまり世界最大市場の中国でピアノを販売するには、輸入関税がかからない中国でピアノを生産するしかなく、一部の超高級ブランドを除けば、日本やヨーロッパのメーカーは、今では主に関税がかからない中国でピアノを生産して中国国内で販売し、残りを、半製品の部材を含めて自社ブランドで海外に輸出するような時代になってきています。
 
そのような事情を知っている中国の人には少々割高でも、昔、日本の浜松で生産された純日本製(中古ピアノ)に人気があるようです。
 
新聞報道では、2016年のトヨタ、ホンダ等の日本車の中国での売り上げ台数が400万台を超えたそうですが、ピアノもこれからたくさん売れると予想されます。

ヤマハは既に中国の杭州ヤマハでピアノを大量生産しており、カワイやヨーロッパのメーカーは自前の工場は持たず、中国のメーカーで委託生産されていますが、カワイは新たに、中国でカワイピアノの販社を立ち上げるようで力が入っています。

※一言に中国製といっても30社以上のピアノメーカーがあり、その品質は千差万別のようですが。
 
このように勢いのある中国ですが、逆に日本のピアノ市場は毎年の縮小に伴いメーカーの国内の販売網も縮小してきていますが、 メーカーとしては、これからは中国をはじめとするアジア地域でピアノの売り上げを期待しているようです。

そんな背景があり既に日本ではピアノの大量販売は難しいのですが(欧米も事情は同じ)弊社は販売台数は少ないですが、性能を大切にお考えのお客様を対象に1台1台、丁寧に調整してからお届し、同様のメンテナンスを行うように心がけています。
 
浜松ピアノ店の中古ピアノ事情
 

 

 

 

 

 

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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