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ピアノの消耗部品の交換には手間がかかります。

中古ピアノの場合は、今迄の癖をリセットして消耗部品を交換してから丁寧に再調整をしてから再販すべきピアノに仕上げるのが理想ですが、それにはかなり手間(コスト)がかかりお値段も高くなります。

代表的な消耗品のハンマー交換後の整音シーン
新しく交換したハンマーの腹に針を刺して柔らかくして、全ての音色の粒を揃えているところですが、多いところではハンマーは片側だけで100回ほどの針刺しが必要になります。

針刺しをすると刺した箇所が膨らんできますので、今度はこれを削ってハンマーの形を整えているところです。

走りといってハンマーが同じ動きをするか動かしてチュックしているところです。

ハンマーが同じ動きをするかチュックをして、このようなのり紙を貼ってバランスを取ります。

ハンマーを交換すると鍵盤のタッチ(重い、軽い)も変るので、タッチの変化が大きい場合は鍵盤の鉛調整をして適正に修正します。


このような作業は部品交換時だけではなく、日頃のメンテナンスの中でもやることなのですが、新しくハンマーを交換した場合は、これらの作業を一からやらないといけないので作業時間も随分かかります。

車のタイヤ交換ならば、ちょっとお茶を飲んでいる間に4本のタイヤを交換して、機械でホイルバランスまでやってくれますが、このホイルバランスにあたる作業をピアノの場合は、88鍵分、手作業で整えていかなければならないので大変な手間がかかります。

ピアノの調律とメンテナンス

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

一般はもちろんメーカー幹部や販売業者さえも全くと言ってもよいほど理解されていない整調(調整)の重要性ですが、ピアノの性能を大切に考えるなら整調の重要性をまずは理解する必要があります。

新品のピアノの整調作業には3日、中古品なら1週間以上の作業時間が必要ですが、手間(コスト)がかかる上に重要性が理解されていないので、相当な高級ピアノでも整調が大幅に省かれていますが、いかなるピアノであれ丁寧な整調で性能が大幅にアップします。

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新品グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能(タッチ、音色、表現力)が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

 
ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載。全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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