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ファツィオリの日本デビュー・レセプション 2008年10月

日本でのファツィオリピアノの本格デビューが2008年ですから今年で16年になりました、今では日本での知名度も上がり最高級ピアノとして高い評価を得るにつれ、日本のファツィオリピアノの愛好家が増えてきました。

当時のブログより抜粋、加修してみました。

筆者の長年の友人であり、スタインウェイ社の極東代表として活躍していたアレック・ワイル氏が、スタインウェイ社を退職、イタリアの高級ピアノ、ファツィオリピアノの日本総代理店、ファツィオリジャパンを立ち上げ、そのレセプションがサントリーホールの小ホールであり、友人としてお祝いに行ってきました。

ファツィオリのデビュー・レセプション 2008年10月
左からイタリア駐日大使、アレック・ワイル氏、故中村紘子氏、創業者のパオロ・ファツィオリ氏。



この日の祝辞を頼まれていた中村紘子さんですが、初めてファツィオリピアノに触ったのが3、4日前のようですが、中村紘子さんもファツィオリピアノに一目惚れされたそうです。

前日の10/8、このサントリーホールで公演された中村紘子とN響の仲間たちで、このファツィオリピアノを持ち込みで使用されたそうですが、この日はご来賓で皇后さまも来られていて、皇后様もピアノが大変お好きなようで、公演後の中村紘子さんとのお食事の席で、皇后様もこの初めて聴くファツィオリピアノに大変興味をお持ちになったというお話が中村紘子さんからありました。

ちなみにスタインウェイの強力なライバルであるファツィオリに対して、スタインウェイ社からスタインウェイの特約店はこのレセプションには参加してはならないという強いお達しがあったようで、結局、この日、スタインウェイの特約店でレセプションに参加したのは私と松尾楽器の社長さんだけでした。

ちゃっかり創業者のパオロ・ファツィオリさんと写真を撮らせていただきました。



考えてみれば、ヨーロッパのピアノはその歴史が古いので、もう創業者に会うのは不可能ですが、ファツィオリピアノは例外的に1981年創業のメーカーなので、現役の創業者が持つ独自のピアノ作りの情熱を、ご本人にお会いしてお話を聞くことができるのは奇跡のようなことです。

このファツィオリさん、イタリアで6人兄弟の末っ子として生まれ、親父さんの家具部門を受け継いだそうですが、小さい時からピアノが好きで、それが高じて、自身の独自の最高のピアノが欲しくて、今ではビジネス的には超斜陽産業のピアノ事業ですが、そんなこととは関係なく1981年にピアノを正式作り始めたのだそうです。

演奏者にとって「最高のピアノを」と云う高い理想を持ち、イタリアの地で従業員40名で、間約120台のグランドピアノを手作りで製作を始めたそうで、そのために車のフェラ~リほどには高価にはなりませんがスタインウェイと同程度の価格にはなります。
しかし同じピアノでもやはりイタリアならでは独自の魅力も醸し出しています。

とにかく最高のピアノをとお考えの方は、一度、スタインウェイとファツィオリを弾き比べてみて下さい、どちらも最高と云われるピアノですが、それぞれの持つ魅力が違いますので、大いに迷われること間違いなしと思います。

都内港区にあるファツィオリジャパンのショールーム 

ファツィオリジャパン株式会社






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植田 信五


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