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ようやく完了しました

前回のブログの続き

鍵盤のウエイト調整がやっと完了しました。

 

このような鉛を使います。

 

 

もともとメーカー工場でこのように入ってますが、実は鍵盤の裏側に鉛筆で直線が引いてあり、1鍵ずつ計測していないのもあって仕上がりはいうまでもなく・・・あくまでも“ざっくり”といった感じです。

どちらにしても今回はハンマー交換したので、再度鍵盤のアップとダウンの重さを1鍵ずつ計測し精確に揃えることができました。

 

 

 

 


鍵盤のウエイト調整の作業風景を動画にしてみました。

 

この後、鉛を入れてポンチで広げたり、微調整で鉛を削ったりと。
そして何度か上のような作業を繰り返し完了です。

 

 

 

 

鍵盤・アクションを本体に入れて、再度調律もして完了です。

 

 

 

ただし完了といっても弦がまだ新しいので、弦楽器されている方はよく分かると思いますが、新しく張った弦はどんどん伸びて短期間ですぐに音も下がってきます。
ですのでこれから何度も調律を繰り返していきます。ちなみに次の調律は2週間後の予定です。
その際にアクションの変化も再度微調整を繰り返しながら馴染ませていき、2~3年位で落ち着いてくると思います。

 

 

 

おやつのバナナを食するもうすぐ1歳の我が息子(次男)
このピアノが落ち着いた頃(2~3年後)には、バナナなんか自分で食べて、
「足りない!パパもう1本!」なんて言うんだろうな~

 

 

 

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1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


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