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スタインウェイとヤマハ、カワイの性能差№2

過去にピアノの性能は、価格の差ほどの違いはないという趣旨をピアノ日誌に書いた所、あるピアニストの方から異論を頂きました。

曰く「スタインウェイが10の表現力があるとすれば、ヤマハは3か4の表現力しかない」と言われました。 

スタインウェイとヤマハ、カワイの性能差

純ヨーロッパ製ピアノと国産ピアノの本質的な違いとは?

そこで過去のエピソードの一つをご紹介します。


ご近所にお住まいの開業医のご主人が弊社に来店され、ヤマハのC3を10年ほど使っていますが、気になる所がたくさんあるので、ヤマハのベテラン調律師に何度も来てもらい調整してもらっても一向に良くならない、やはりスタインウェイじゃなきゃダメなんですかね?ということでした。

今度、学会で東京に行くので、スタインウェイとファツィオリを試弾して感動したら購入しようと思うということで、後日、買う気満々で東京に試弾に行かれました。
ご近所なので試弾に行かれる前に、弊社で今お使いのヤマハのC3を2日かけて弊社で調整をしたところ快適なピアノに仕上がりました。

東京でスタインウェイとファツィオリを試弾された後で、弊社に結果報告に来店されました。

弊社とすればこれでスタインウェイかファツィオリが1台売れて、程度の良いヤマハのC3の下取りも頂けると大いに期待していましたが、感動するほどではなかったので、今のヤマハを使用しますとのことでした。

つまり、ヤマハ、カワイでも丁寧な調整と整音を施すと、スタインウェイと比べてもそんなに劣るものではないという例です。






浜松ピアノ店からのお知らせ

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

大半のピアノに欠けている調整ですが、丁寧な調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか資料で分かりやすく解説をしていますので、ピアノを選ぶ前にぜひ参考にして下さい。

無料進呈していますので、ぜひ、お申込み下さい。

資料の詳しい案内はこちらから


ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載、全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

間違いだらけのピアノ選び  ~ 目 次 ~

【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない

◎ピアノは8千個の部品◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器

◎仕上げが整音

◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない

◎ピアノはセミオーダーの楽器です


【第二章】調整によるエピソードのお話

◎中古ピアノが高い勉強代に

◎安価でも高級ピアノより魅力的

◎ブランドを信じて購入したが失敗

◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満

◎値段ほど差がない高級ピアノ

◎好みのスタインウェイがなかった

◎丁寧な調整でヤマハでも満足

◎好みのスタインウェイを求めて

◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?

◎ヤマハは温泉に浸かったような音?

◎ピアニストと専属調律師のお話

◎腱鞘炎になって困っている


【第三章】中古ピアノの問題点

◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い

◎さらなる中古ピアノの問題点

◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?


【第四章】調整シーンを写真でご案内

◎グランドピアノの調整作業

◎アップライトの出荷調整作業


【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ

◎最近のピアノの生産事情

◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語

◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ

【第六章】日本のピアノ事情

◎毎年減少する日本のピアノ市場

◎余談ですがスタインウェイについて


【第七章】筆者のブランド選びの見解

◎コストパフォーマンスが高いか否か

◎ピアノは素材という考え方

◎メンテナンスについて

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


中古ピアノの選び方と問題点

最近の中古ピアノ事情

新品ピアノの販売が毎年減少でしているので、程度の良い新しい中古ピアノが少なくかなり古い中古ピアノが多くなっています。

それでもアップライトはあまり弾かれた形跡がないピアノが多いのでお得感がありますが、グランドピアノの中古品は弾き込まれたピアノが多く、消耗品の交換が必要なピアノが多いので、グランドピアノの中古品はメリットが少なく、むしろ安価な新品のグランドの方が安心かと思います。

消耗品の交換、修理が必要な個所

代表的な消耗品のハンマー



鍵盤のブッシングクロスの貼り替え


グランドピアノのローラーの減り、交換
減り具合が大きければ演奏者の意図した音量が出せないので交換が必要です




鍵盤を支えるピンに錆がついていると鍵盤がスムースに動きません。


ダンパーフェルトの経年劣化で交換

響板の割れ、雑音の原因になり修理は高額になります

チューニングピンの緩み、調律が不能に
ピンが緩んでくるので一回り太いピンに交換すると同時に弦の張り替えが必要



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【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない

◎ピアノは8千個の部品◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器

◎仕上げが整音

◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない

◎ピアノはセミオーダーの楽器です


【第二章】調整によるエピソードのお話

◎中古ピアノが高い勉強代に

◎安価でも高級ピアノより魅力的

◎ブランドを信じて購入したが失敗

◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満

◎値段ほど差がない高級ピアノ

◎好みのスタインウェイがなかった

◎丁寧な調整でヤマハでも満足

◎好みのスタインウェイを求めて

◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?

◎ヤマハは温泉に浸かったような音?

◎ピアニストと専属調律師のお話

◎腱鞘炎になって困っている


【第三章】中古ピアノの問題点

◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い

◎さらなる中古ピアノの問題点

◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?


【第四章】調整シーンを写真でご案内

◎グランドピアノの調整作業

◎アップライトの出荷調整作業


【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ

◎最近のピアノの生産事情

◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語

◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ

【第六章】日本のピアノ事情

◎毎年減少する日本のピアノ市場

◎余談ですがスタインウェイについて


【第七章】筆者のブランド選びの見解

◎コストパフォーマンスが高いか否か

◎ピアノは素材という考え方

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノの値上げラッシュが続くのでピアノのご契約は早めに

この秋(10月頃から)はピアノの値上げラッシュが続きそうです

私が知るだけでスタインウェイ、ファツィオリ、ペトロフ、ヤマハが値上げされるようで、たぶん他のメーカーもこれに追随すると思いますが、ピアノ販売業者からすれば、今でも十分以上高くなっているのに、もうこらえて欲しいというのが正直な感想です、
これ以上ピアノの価格が上がれば、一層販売が困難になると危惧しています。

ヨーロッパ製ピアノの値上げの理由の一つに円安があります。

現状はユーロに対してもかなりの円安なのでヨーロッパ製ピアノの仕入れはその分割高になっていますが、日本製ピアノの場合、部材等の多くは中国からの仕入れなので為替は元安、円安で相殺されます。

値上げの最大の要因はピアノ工場の稼働率の低下

またピアノの最大の市場の中国が極度の販売不振でピアノの売り上げが9割ダウンという話が伝わってきますが、そのため中国市場頼りのピアノ業界は工場の稼働率が大きく下がり、それがコストアップの大きな要因になっていると推測しています。

例えば月産100台の工場が、販売不振で半分の月産50台になると、工場の維持管理は同じなので、大幅なコストアップになりそのため値上げすると更に販売が減少するという悪循環になっています。







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◎中古ピアノが高い勉強代に

◎安価でも高級ピアノより魅力的

◎ブランドを信じて購入したが失敗

◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満

◎値段ほど差がない高級ピアノ

◎好みのスタインウェイがなかった

◎丁寧な調整でヤマハでも満足

◎好みのスタインウェイを求めて

◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?

◎ヤマハは温泉に浸かったような音?

◎ピアニストと専属調律師のお話

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【第三章】中古ピアノの問題点

◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い

◎さらなる中古ピアノの問題点

◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?


【第四章】調整シーンを写真でご案内

◎グランドピアノの調整作業

◎アップライトの出荷調整作業


【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ

◎最近のピアノの生産事情

◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語

◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ

【第六章】日本のピアノ事情

◎毎年減少する日本のピアノ市場

◎余談ですがスタインウェイについて


【第七章】筆者のブランド選びの見解

◎コストパフォーマンスが高いか否か

◎ピアノは素材という考え方

◎メンテナンスについて

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

 

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植田 信五


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