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古いピアノをオーバーホールしてみませんか!

最近の中古ピアノの買取も程度の良い新しいピアノは少なく、新品から50年以上経過した古いピアノが多くなっていますが、思い出のピアノと云うことで、オーバーホールに対するご相談も増えています。

よく使われるオーバーホールという言葉ですが、中途半端ではなく思い切ってすべての消耗部品、すなわちハンマー、弦、フェルトやクロス類を新品に交換し外装も再塗装して、これを丁寧に調整すると、過去の経験から外観も趣がありますが性能(タッチ、音色)も今の新品ピアノよりも魅力的なピアノになります。

参考までに、弊社が浜松在住の職人さんに依頼して1960年代のピアノをオーバーホールをしたピアノを紹介します。

これらのピアノの大半はもともと黒色ですが、時代的に良質の木材が使用されているので、あえて木材の美しさがわかるように塗装を一度剥いで、木目が見えるウォルナットにして足もお洒落な猫足にしています。





弊社がお願している浜松のベテラン職人さん達


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大半のピアノに欠けている調整ですが、調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか!資料で分かりやすく解説をしています。

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


最近、中国でピアノが売れていないようです

中国といえば世界最大のピアノ市場ですが、日本の中古ピアノを中国へ輸出している業者の話によると、以前はあればあるだけ買ってくれた日本の中古ピアノですが、最近は販売価格を下げても買ってくれないそうです。
なので中古ピアノの在庫をたくさん持っている大手のピアノ買取業者は資金繰りが苦しいという話が聞こえてきています。

理由を聞くと中国が不景気でピアノが売れないそうで、富裕層はわかりませんが、庶民の生活は生活防衛で贅沢品のピアノまで手が回らないようです。

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植田 信五


ピアノは最終組み立てをした国が生産国というのが業界ルールです。

これを拡大解釈すれば、ペダルと本体を別々にピアノ部材として輸入して日本でペダルを取りつけると日本製という表示も許されることになります。

業界用語でファースト・ライン、セカンド・ライン、サード・ラインという言葉がありますが、これの意味は本国で全て製造されたものがファースト・ライン、他国で委託生産して、本国で最終仕上げしたものがセカンド・ライン、全て他国で委託生産されたものがサード・ラインという意味でよく使われます。

本来の意味での日本製、ドイツ製はファースト・ラインですが、今ではヤマハ、カワイをはじめヨーロッパの老舗ブランドも、その多くがセカンド・ラインかサード・ラインで製造されており、今ではファースト・ラインはスタインウェイやファツィオリ、ペトロフ等の高級ブランドか高級品に限られます。

ピアノの場合は最終組み立てをした国を生産国とする業界ルールがありますので、矛盾していますがファースト・ラインに加えセカンド・ラインまでが、日本製、ドイツ製等の表示がされています。

ですからピアノのバック(支柱、響板、フレームに弦を張ったもの)をインドネシア、鍵盤は中国から輸入して、外装のみ日本でおこなっている日本製のピアノが今ではごく普通です。

「中国でピアノを作るのは高い貿易関税壁のため」

今では欧米や日本の先進国では既にピアノの需要は少なく、最近は中国が世界最大のピアノ市場で、次いでインドネシアをはじめとするアジア諸国になってきています。

従来のように欧米や日本でピアノを製造して中国へ輸出すると35%程の高額な関税等がかかるので(日本へのピアノ輸入は関税がゼロ)ので、最大市場である中国でピアノを有利に販売するために地産地消で、日欧米のメーカーは中国に工場を持つか、中国で委託生産する必要があります。

たとえばドイツの大手部品メーカーのレンナー社も中国に工場を持ち、それらのメーカーにも部品を供給しています。





 

単に安い人件費ということだけではなく、日欧米のメーカーも中国工場か中国メーカーで委託生産した大半のピアノを、大市場の中国国内で販売、その残り?を関税のかからない日本や欧米に輸出しているのが実情です。

サード・ラインのみが中国製、インドネシア製の表示になりますが、中国の場合は、さらに完成品を輸出すると政府から何らかの補助金が支給されるようですが、基本的にはセンカンド・ラインとサード・ラインには性能的に大きな違いはないので、サード・ラインでは生産国表示が中国になり我々日本人にはやや抵抗感がありますが、これを日本で丁寧に調整をしてやると、特に老舗のヨーロッパブランドは安価(本国生産の1/3程度)で魅力的なピアノに仕上がるものがあります。

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