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ピアノの外装についての考察

ピアノの外装は黒艶出しの他に、代表的なものではマホガニーとウォルナットがあり艶出し(外装を堅いポリ塗料で覆っている)が一般的ですが、ピカピカして嫌という方には艶消しの選択肢もあります。

艶消しは木の自然な感じがして落ちつくのですが、表面の保護膜のポリがないぶん傷つき易く色落ちにも敏感です。

ペトロフピアノの外装色見本



最近のメーカー事情

購入者は部屋の家具等に合わせ好みの外装(木目)を選ぶ楽しみがあるのですが、メーカーの事情は木目は材料の準備から考える必要があり手間がかかる上に全体の販売台数の減少もあり、最近の海外はシンプルなデザインの黒が主流になってきているようで、木目が云々というのは日本だけだと言われ、製作には手間がかかるので最近は高価で納期も遅くなります。#木目ピアノ#ピアノ外装

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


マンションでのピアノの防音対策

マンション等の集合住宅の場合は階下に伝わる個体振動を遮断してやる必要があります。

YOU TUBEでもご案内しています

最近のマンションは気密性が高く、壁も150mm~180mmと厚く、壁だけで45db~50dbのお隣との防音効果(空気伝播音)が十分?あるので、問題は階下に鍵盤を叩くカタカタという振動や、ペダルを踏む時のドンドンという、いわゆる個体振動音がクレームになりやすく、これを防ぐ必要があります。

階下への個体振動音の対策はピアノ架台が有効です。

大阪の高層マンションでのピアノ架台の事例



岡山市内のマンションでのピアノ架台の事例


アップライト用のピアノ架台



ピアの架台の仕組み


ピアノをピアノ架台で浮かし床とピアノ架台の間に空気層を作ります


音や振動を伝えない効果的な方法は、単に床を厚くしただけでは効果がなく、窓の二重サッシと同じで床とピアノ架台の間に空気層を作るのがポイントになります。

空気層を作るために重いピアノを床から水平に浮かすので、ピアノ架台は頑丈に作る必要があるので当初は120㎏の重量がありましたが、最新のものは薄型になり重量が60㎏になりました。

お値段はヤマハのC3クラスで26万円で、弊社ではたくさんの納入実績がありますが、今のところ防音に関してクレームがないので、皆様にお薦めしています。

ピアノ架台は大阪の防音専門業者のテクニカルサウンドさんのオリジナル商品で、ピアノの大きさごとのオーダーメイドなので、納期は約1ヶ月かかります。



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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ヨーロッパ製ピアノは日本での使用は不向きか?

国産のピアノでも木材は全て輸入材ですし、輸入、国産を問わず高級なピアノほど自然素材(無垢材等)を多く使うので温度や湿度といった環境の変化には敏感です。

純ヨーロッパ製(すべてヨーロッパ製)チェコのペトロフピアノ

余談ですが高級なピアノは、使用木材も屋外で数年の自然乾燥を経て使われますが、量産ピアノは、工場内で短時間で人工乾燥した木材(響板等)が使われるので、木材の細胞を痛めて楽器の命である響板の寿命も縮めることになります。

チェコのペトロフピアノの工場にて


ペトロフピアノの鍵盤蓋は無垢材

また最近はアクション内部のムービングパーツに、従来の木の替わりに、木より軽く鉄より堅いカーボンファイバー(炭素繊維)を使ったものがありますが、これは軽くて歪みがなく均一な形状で合理的ですが、堅過ぎて木のように適度なたわみがないのでタッチに違和感が生じます。

しかもアクション内部のセンターピン(関節部分)はカーボン(木)とフェルトが一体化したデリケートな部分なので、ここがひとたび湿気ると、湿気を吸わないカーボンはクロスだけに湿気が集中し、一旦湿気ると木に比べ自然復元力が極端に劣ります。

一般的な量産ピアノは工業化に適した伸縮や歪みが少ない積層材等や人工素材を多用して大量生産されるので、均一で安定した品質という意味では良いのですが、天然素材が多い高級ピアノに比べると、音色や響きと云った楽器としての魅力は乏しくなります。
#ペトロフピアノ

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