ピアノの性能を最大限引き出すために

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メンテナンスは整調・調律・整音の3点セットが基本です。

 




ピアノは鍵盤を押すとアクションが動きハンマーで弦を叩く、いわば打楽器でもあります。この打楽器であるアクションメカニックを一つずつ精密に調整することを整調といいます。

そして弦を叩くハンマーフェルトの弾力、つまり音色の硬さを88鍵揃えていく調整を整音といいます。

実はこの整調と整音こそがピアノの本来のポテンシャル(性能)を引き出してくれるのです。

先ずは鍵盤整調です。
鍵盤がスムースに動かないといかなるピアノも弾き難くなります。




続いて鍵盤の上に載るアクションやダンパー等の調整です。

次が、よくご存じの調律シーンです。

最後が音色の粒を揃える整音です。


例えばコンサートホールのスタインウェイは年に1度丸2日間(16時間)かけてメンテナンス(保守点検)を行ないます。1時間調律をして残りの15時間は整調と整音に当てます。それだけ整調と整音はピアノにとって重要なのです。

ご家庭のピアノのメンテナンスは、半日かけて整調・調律・整音の3点セットを行なっていくと、どのようなピアノでも見違えること性能アップしてきます。

多くのピアノが1時間少々の調律だけになっていますが、それではどんどん弾き難く音も悪いピアノになってきます。

よく調律代はいくらですか?というお問合せをいただきまますが、弊社の場合であれば、1時間の少々の調律だけで¥16.000-です。

しかし約半日かけた整調・調律・整音のメンテナンス¥25.000-(遠距離は別途交通費)ですので、調律だけより多少高くなりますが、対費用効果を考えると整調・調律・整音を同時に行うことをお薦めします。

ところで調律(メンテナンス)の頻度ですが、たとえば弊社の3Fホールの場合は、1ヶ月に一度に加えてコンサートごとに行っていますが、多くの一般家庭の場合は半年か1年に1度位ですが、部屋の温度、湿度が比較的安定し、お弾きになる頻度が少なければ1年に1度位でも大丈夫です。

ピアノは調律をしなくても壊れることはありません、逆に何年もピアノを弾かないということがハッキリしていれば、むしろ調律をしない方がピアノを休ませるという意味での有益です。

ピアノの調律とメンテナンス

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


プレップ・アップ=出荷調整という言葉をご存じでしょうか?!

言葉の意味は、出荷する前にピアノ内部のメカニズムの精度を技術者の手で上げることを云い、以前はスタインウェイのような高級輸入ピアノは、納入前に日本で3日かけて出荷調整(プレップ・アップ)が行われてからお客様宅に納品されていましたが、それが今ではスタインウェイのような高額なピアノですら、スタインウェイジャパンによる出荷調整が5時間に制限される時代になりましたので、その他のピアノなら尚更です。

しかしながら弊社では、新品ピアノは勿論安価な中古ピアノも、全てのピアノを納品前に丁寧に出荷調整を行ってからお届けしています。

省かれるようになったのは、一通りの出荷調整をやるには新品でも3日もかかるので、手間(コスト)がかかり過ぎるという理由ですが、丁寧な出荷調整を行うと性能的には確実に向上し、ずいぶん弾いて気持ちが良いピアノ(タッチ、音色、響き、表現力の向上)に仕上がります。

出荷調整シーンをご覧頂くとわかりますが、特別な技術ではなく当たり前のことを当たり前のようにやっているだけで、要は手間をかけるか、かけないかの違いだけですが結果は歴然としています。

写真はたくさんある調整項目のほんの一部です。

鍵盤の下の清掃

鍵盤キーホールの清掃

鍵盤フロントホールの調整

鍵盤バランスホールの調整

棚板調整

鍵盤傾き調整

バックチェック合わせ調整

ハンマードロップ調整

ハンマー弦あたり調整

ハンマー弾力調整


浜松ピアノ店の展示ピアノもこのような丁寧な調整をしていますので、ご試弾いただくと中古・新品、メーカーを問わず、丁寧な調整(整調・調律・整音)の有無による性能(タッチ、音色、響き、表現力)の違いを体感頂けると思います。

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植田 信五


フォイリッヒのメーカービデオができました!

日欧米のピアノメーカーの生産は、最近では中国に合弁会社を設立して自ら中国で生産するか、あるいは中国のメーカーで委託生産するのが主流になっています。

フォイリッヒは1851年創業のドイツの老舗メーカーですが、2003年より中国のハイルーンという生産規模では3番手のメーカーで委託生産しています。お蔭でドイツ本国で生産する場合に比べて三分の一ほどの価格で日本でも購入できるようになりました。

ちなみに№1は国営会社のパールリバーですが、ここではスタイウェイ社のエセックスが委託生産されており、№2が杭州ヤマハとなっていますが、中国ではこの他に30とも40とも云われるピアノメーカーが存在しているようですので、一言に中国製といってもその品質や性能、価格には大きな違いがあります。

日欧米のピアノメーカーが主に中国でピアノを生産する理由は、日欧米のアコスティックピアノ市場は既に成熟しており、毎年市場規模が縮小していますが、現在中国では大ピアノブームで、さらに市場規模も年々拡大中で、今では中国が世界最大のピアノ市場になっています。

ところが従来のように日本やヨーロッパで生産して中国に輸出すると35%という高額な関税をかけられるので、現実問題として、それぞれのメーカーが主に中国でピアノを生産して大半を中国国内で販売し、残りを関税のかからない日本や欧米に完成品、あるいは部品(部材)として輸出しています。

お薦めブランド フォイリッヒ

フォイリッヒのオフィシャルビデオ
EEURICH Mod. 218 - Concert - Product Video Official 




お客様宅にて フォイリッヒ




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