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浜松ピアノ店独自の出荷調整 №2

弦合わせ調整をしています。

 

ハンマーの間隔や動きを揃え、ハンマーが弦の最適な位置に当たるように調整するのが弦合わせ調整です。

 

ハンマー走り調整

 

弦合わせ調整

 

次はハンマーと鍵盤の奥にある黄色い部品(バックチェック)の噛み合わせの調整です。

バックチェック合わせ調整


続いて、ハンマーを支える棒(シャンク)の下にあるサポートという部品が真下にくるように調整するサポート合わせ調整です。

これは野球のバットやテニスのラケットの芯(中心)にあてることで、少ない力で無駄なく飛ばすようなもので、サポートの左右のズレを修正しハンマーの真下に持ってくることで鍵盤からのパワーをもれなくハンマーに伝えることができます。


サポート合わせ調整

まだまだやるべきことがたくさんありますが、少しずつの作業なので調整が完成するまで出荷はできません。

浜松ピアノ店独自の出荷調整 №1

浜松ピアノ店独自の出荷調整 №2

浜松ピアノ店独自の出荷調整 №3

浜松ピアノ店独自の出荷調整 №4

 

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

大半のピアノに欠けている調整ですが、調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか!資料で分かりやすく解説をしています。

無料進呈していますので、ぜひ、お申込み下さい。

資料の詳しい案内はこちらから

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

 
ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載。全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


浜松ピアノ店独自の出荷調整 №1

浜松ピアノ店独自の出荷調整(3日間)の内容を順にご紹介します

新品で入荷したピアノを本来の性能を発揮するように、弊社では3日間の調整作業をしてから出荷させていただいています。

※3日間(24時間)が必要な作業なので№1から№4まで順にご案内します。
 展示ピアノも同様の調整をしています。


今回、出荷調整するピアノは新品のディアパソンのグランドピアノです。

 


本体からアクションを引き出し、まずは鍵盤の調整です。

 

 

鍵盤のバランスキーピンの並びを揃えます。

 

 

 

定規をあてると、こんなにも上下に凸凹です。

 

 

 

 

これできれいに並びました。
88鍵の部品の位置と動きの条件を同じにするために行なっています。

 

 

 

次は鍵盤下の掃除とキーピン磨きをして、手前側にあるフロントキーピンの向きを揃えています。



 

 

 

 

鍵盤を取り付けて、フロントホールの遊びの調整です。

このように鍵盤の先を持ち、左右に振ると遊びが最低1mmあるかチェックします。

 

 

このような赤いクロスを圧縮して広げます。

 

フロントキーホールの調整動画です。

 

 

次はバランス(真ん中)ホールの調整をしてからアクションを取り付けて、次は鍵盤の高さの調整です。

 

 

鍵盤高さの調整動画です。

お薦めブランド ディアパソン

浜松ピアノ店独自の出荷調整 №1

浜松ピアノ店独自の出荷調整 №2

浜松ピアノ店独自の出荷調整 №3

浜松ピアノ店独自の出荷調整 №4



ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に


大半のピアノに欠けている調整ですが、調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか!資料で分かりやすく解説をしています。

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


浜松ピアノ店の独自固有の魅力とは

弊社独自固有の魅力とは

マーケティング用語の一つで他にはない、他に替え難い長所のことを言います。
個人であれば恋に落ちると云うことになりますが、会社であれば他社にはない魅力ということになります。

物が豊かな現代は会社も商品も独自固有の長所(魅力)が問われる時代ですが、人の価値観は様々なので一概には言えませんが、ピアノ選びも自分の価値観に合ったピアノが最適です。

ピアノは既製品でありブランドによる音色やデザインの個性(魅力)がありますが、ピアノは調整や整音次第でタッチも音色も大きく変わる楽器なので、弊社では既製品ではありますがイージーオーダーの楽器と考えています。

いくら高額な有名ブランドでも万人が好むピアノといものは存在しないので、最終的にタッチや音色も演奏者の好みに仕上てこそ真に満足のいくピアノになります。

浜松ピアノ店の独自固有の魅力は?

浜松ピアノ店が出荷(納品)するピアノは新品、中古品に関わらず全て丁寧な調整をしてからお届けしています。
具体的には弊社店頭で新品で3日間、中古品なら1週間以上の時間をかけて丁寧な調整を施してからお届けしています。当たり前と思われますが、コストがかかるので、この当たり前のことが99%のメーカー、販売店では省かれています。

店頭で丁寧な出荷調整をしてから全国にお届けするのが浜松ピアノ店の最大の特長です

下記№1~№4までご覧頂くと1台の新品ピアノを仕上げる弊社の手間がご理解頂けます

№1展示ピアノの3日間の調整作業をご紹介

№2展示ピアノの3日間の調整作業をご紹介

№3展示ピアノの3日間の調整作業をご紹介

№4展示ピアノの3日間の調整作業をご紹介







ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

大半のピアノに欠けている調整ですが、丁寧な調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか資料で分かりやすく解説をしていますので、ピアノを選ぶ前にぜひ参考にして下さい。

無料進呈していますので、ぜひ、お申込み下さい。

資料の詳しい案内はこちらから


ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載、全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

間違いだらけのピアノ選び  ~ 目 次 ~

【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない

◎ピアノは8千個の部品◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器

◎仕上げが整音

◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない

◎ピアノはセミオーダーの楽器です


【第二章】調整によるエピソードのお話

◎中古ピアノが高い勉強代に

◎安価でも高級ピアノより魅力的

◎ブランドを信じて購入したが失敗

◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満

◎値段ほど差がない高級ピアノ

◎好みのスタインウェイがなかった

◎丁寧な調整でヤマハでも満足

◎好みのスタインウェイを求めて

◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?

◎ヤマハは温泉に浸かったような音?

◎ピアニストと専属調律師のお話

◎腱鞘炎になって困っている


【第三章】中古ピアノの問題点

◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い

◎さらなる中古ピアノの問題点

◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?


【第四章】調整シーンを写真でご案内

◎グランドピアノの調整作業

◎アップライトの出荷調整作業


【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ

◎最近のピアノの生産事情

◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語

◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ

【第六章】日本のピアノ事情

◎毎年減少する日本のピアノ市場

◎余談ですがスタインウェイについて


【第七章】筆者のブランド選びの見解

◎コストパフォーマンスが高いか否か

◎ピアノは素材という考え方

◎メンテナンスについて

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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